今日の川柳
国盗りは世界に干される覚悟要り
くにとりはせかいにほされるかくごいり
いかほどの覚悟をしているのだろうか。
オミクロンいざ鎌倉は恙なく
おみくろんいざかまくらはつつがなく
無事攻め入ったようで。
歯も抜けて老境に入る愚連隊
ぐれんたいすでにはもぬけしごとかし
死語になった愚連隊、その後。
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今日の川柳
国盗りは世界に干される覚悟要り
くにとりはせかいにほされるかくごいり
いかほどの覚悟をしているのだろうか。
オミクロンいざ鎌倉は恙なく
おみくろんいざかまくらはつつがなく
無事攻め入ったようで。
歯も抜けて老境に入る愚連隊
ぐれんたいすでにはもぬけしごとかし
死語になった愚連隊、その後。
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今日の川柳
すっぴんの白き長ネギ食べ惜しみ
すっぴんのしろきながねぎたべおしみ
冬が旬の長ネギ。
白さがいっそう眩しい。
金利差に揺れたわが家も築四十
きんりさゆれたわがやもちくよんじゅう
固定か変動金利か昔懐かしい悩みの再来か。
総裁は低金利政策を維持すると言ってはいるが・・・。
緊張をつづる世界史持て余し
きんちょうをつづるせかいしもてあます
歴史に疎いジイ様。
世界史や日本史は、時の権力者の切った貼ったを時系列で並べた気がしてならない。
人間の歴史、その圧倒的な時間は平民の平凡な生活で満たされているはずと、思うのは小生だけか。
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今日の川柳
一大事ただオロオロと術もなく
いちだいじただおろおろとすべもなく
現代史に残る渦中に否応なく身を置いている。
なにかできることはないだろうか。
焼け跡派団塊世代も仲間内
やけあとはだんかいせだいもなかまうち
戦争を終えほっと一息の昭和20年代の前半。
出生数がどっと増え、世代別にみた人口が最も多い代となった。
当人たちはその後、ずーっと蜜の時代を生き抜いてきた。
その混み具合は墓場まで続く。同情をせざるを得ない。
焼け跡派にとりとても他人事とは思えない。
寒さ飢え耐えぬく覚悟肝に据え
さむさうえたえぬくかくごみにすえ
このところの物価高をみると、スーパーインフレ時代がやってくるのではと恐れる。
2%どころではない、2けたになるかも。
年金生活者としては辛い時代の予感。
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今日の川柳
彫り深い冬のサムライ北へ去り
ほりぶかいふゆのさむらいきたへさり
発達して大雪を降らせたサムライ風北の低気圧も東の海へ去った。
厳しかった今冬も緩み始めもうこれで収まりそう、有難い。
嗚呼理不尽重ね重ねの不埒者
あありふじんかさねがさねのふらちもの
かの国の体質、いまだ変わらず。
嘘真ことばに不信抱え込み
うそまことことばにふしんかかえこみ
こまったことです。
難しい時代になりました。
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今日の川柳
プーチンの次の一手は歩か飛車か
ぷーちんのつぎのいってはふかひしゃか
気になるところです。
夏柑がママレードになる寒の明け
なつかんがままれーどになるかんのあけ
今年も夏柑が出回るようになった。
この冬も仕舞いだなと勝手に決めている。
あの酸っぱい夏蜜柑、あまり歓迎されないようだが、
ママレード好きはこれが出回るのを待ち望んでいる。
シャクナゲも洋行帰りアカが抜け
しゃくなげもようこうがえりあかがぬけ
西洋シャクナゲ。
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