今日の川柳
浮袋使うの忘れた痩せ蛙
うきぶくろつかうのわすれたやせかえる
痩せガエル痩せガエル
体力の消耗をおさえるクロール泳法。
YouTubeの動画より
水面上に顔をあげて深く息を吸い込む（腹式呼吸）。
顔を水面下にもどしたら、ちょっと吐く息を止める。（肺に空気を貯め込む→浮袋）
そして空気を吐き出す。（２～３割、肺に空気を残す→浮袋を保つ）
体に少し浮力が働くせいか少し楽になった気がします。
嘘ついて給付金盗る軽いノリ
うそついてきゅうふきんとるかるいのり
軽いノリ軽いノリ
軽い気持ちで詐称手続きにのったのであろう。
持続化給付金の自主返納者は２２、０００件にのぼるという。
鉢の場所主によく似てよく変わり
はちのばしょぬしによくにてよくかわり
落ち着きがなし落ち着きがなし
今日はここ、明日はあっちと場所変わり。
三陸鉄道安家川橋梁（2022/6/24）） 手前から三陸縦貫道・三鉄橋梁・国道４５号線
今日の川柳
ジジババの奥の手小遣いよい効き目
じじばばのおくのてこづかいよいききめ
よい効き目よい効き目
奥の手がある。
幼稚園なぜか昔は遠かった
ようちえんなぜかむかしはとおかった
遠かった遠かった
七十数年前、かつて通園した幼稚園。今も健在です。
むろん子どもの足、しかも道草くいながら。
当時小一時間はかかっていたでしょうか。
先日歩いてみたら１５分ほどでした。
花守になりきりすでに十五年
はなもりになりきりすでにじゅうごねん
花守や花守や
気分だけは隠居。
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【余録】
関西電力美浜原子力発電所見学 (1995/9)
今から四半世紀も昔、平成７年（1995）福井県は敦賀市の関西電力美浜原子力発電所を見学した。
丁度、フランスの地下核実験が間近に迫っていたので、案内をしてくれた方には申し訳なかったが複雑な気持ちで見学をたのを憶えている。
いろいろ問題が指摘されながらも今の日本の電力事情は、原子力発電抜きには考えられない現実がある。
小生が見学をしたのは、１号機、すでに当時で２０年間にわたって運転し続けているものだが、その１機で約３０万ｋｗｈ（普通の民家約２０万戸が消費する電力をまかなえる）の電力を発電する能力を有する。
原子炉で得た熱エネルギーで水を沸かし、その蒸気で巨大なタービンを回す仕組みなっているが、さすがタービンが高速で回転している部屋は人の声が聞こえないくらい騒々しい。しかしその部屋を一歩出ると、発電所全体は静寂さに包まれている。
小都市ならまるまるまかなって余りある電力が生み出されているとはとても信じ難かった。
唯一、太い送電線が数本、都市に向けけて伸びているのが証しだった。
敦賀の海は美しい。複雑にいりくんだ入り江の傍らに、発電所はある。
ふだん、都市圏で何気なく使っている電力がこのような美しい所で作られていることが不思議な感がした。
これからも大きな事故が起きないようにと祈りつつ発電所を後にした。
今日の川柳
トレイルのここ一番を持ち帰る
とれいるのここいちばんをもちかえる
持ち帰る持ち帰る
旅の楽しさは言うまでもなくその場のリアル感であるが、
映像にして残せばその感動をいつまでも呼び戻すことができることも楽しみの一つである。
今回のみちのく潮騒トレイル（2022/6/23～26 久慈駅～くろさき荘）中の圧巻は【ネダリ浜自然歩道】であった。
岩手県普代村【ネダリ自然歩道】2022/6/25
変成岩類を主とする岩礁地帯をへつるルート。
唄うのを止めても君といつまでも
うたうのをとめてもきみといつまで
君といつまでも君といつまでも
今まで元気をいっぱいいただきました。
ありがとう。
へそ曲がり素直なキウリに諫められ
へそまがりすなおなきうりにいさめられ
へそ曲がりへそ曲がり
根はへそ曲がりでもまともなこともできるのだ。
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今日の川柳
愛でるのは商機外れたシクラメン
めでるのはしょうきはずれたしくらめん
商機外れて商機外れて
巷では商売上、シクラメンは年末・年始の花。
野外でシクラメンを育てると、今頃が花の季節か。
庭キウリ日に１，２本重宝し
にわきうりひに１，２ほんちょうほうし
シャキシャキとシャキシャキと
キリギリスじゃあるまいし
ぬか漬けサラダ程度では、日に１，２本あれば十分。
道だけがかすかに覚えわが故郷
みちだけをかすかにおぼえわがこきょう
変わり果て変わり果て
先日久しぶりに生まれ育った街を訪れた。
当時あった田畑・空地・緑はすべて建物に占められていた。
チラホラと当時の建物がかろうじて残っている程度。
通学や遊びに行き来していた道筋はかろうじて覚えがある。
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