川柳 ~日々新た~

「川柳で世の中小さく折りたたみ」
日々の喜怒哀楽を川柳に託して綴っています。

2/28(日) ママチャリの後で子どもが凍り付き

2021-02-28 | 川柳

今日の川

 

ママチャリの後で子どもが凍り付き

ままちゃりのうしろでこどもがこおりつき

 

寒いのだろう、かわいいですね。

しっかりつかまっているのよと言われているのだろう。

親子間の信頼感を感じますね。

 

 

サラ川も具に入れ今日も鍋つつく

さらせんをぐにしてきょうもなべつつく

 

独特な味になりました。

 

 

テレビ見て行った事にする趣味の旅

てれびみていったことにするしゅみのたび

 

                               米国火星探査機(2021/2) ネットより

月や火星などとても行けたものではない。

旅行が趣味といってもこれもあり。

旅紀行番組多いので楽しみが増えました。

 

2021

一月投稿句

 

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2/27(土) 機内食窓の向こうに梅が咲き

2021-02-27 | 川柳

 

今日の川柳

 

フランスパンダックスフントを買うような

ふらんすぱんだっくすふんとをかうような

 

胴長。

馬鹿馬鹿しいことですが、

とイメージしています。

 

 

機内食窓の向こうに梅が咲き

きないしょくまどのむこうにうめがさき

 

 

機内食が市販され、人気らしい。

でもやっぱりね。

 

 

来世紀先まで延びた油枯れ

らいせいきさきまでのびたあぶらがれ

 

「油断」は二十二世紀まで当分避けられそう。

シェールオイルの開発も下火に、燃料ではなく原料として原油は未来へ残す。

あと〇〇年で原油が枯渇すると脅かされ世界を股に油田を探し回ったことが噓のよう。

膨大なエネルーギー消費を賄うには石油以外に考えられなかった時代のこと、ほんのちょっと前、数十年前のことだ。

今やLNGや水素、再生エネルギーなど石油代替エネルギーが脚光を浴びる時代へとなった。

我々の世代は、化石エネルギーの代表原油を使い果たした世代として後ろ指を差されることもなくなった。

その代わり地球の温暖化を差し止めるという重大な役を課せられるようになった。

 

参考

油断!』(ゆだん)は、堺屋太一が1975年に発表した小説。

中東からの原油輸入が制限されるようになった時に、日本はどのような状況下に置かれるのかを書いたシミュレーション小説である。

1973年に小説の第一稿は書き上げられていたが、現実世界で本物のオイルショックが発生したため、不安を助長させないために出版を見送った。

石油危機が落ち着いた1975年に、第一稿に若干の修正をして出版された。

当初、堺屋は産業経済省出身として素性を伏せていたため、覆面作家として発表した。

あらすじは中東で戦争が勃発し、中東からの原油輸出が制限されるようになった。

原油のほとんどを輸入に頼る日本は経済システムが麻痺していき、社会混乱が加速していく。

 

2021

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2/26(金) 大方は不明のリモコン毛布掛け

2021-02-26 | 川柳

 

今日の川柳

 

大方は不明のリモコン毛布掛け

おおかたはふめいのりもこんもうふかけ

 

テレビのリモコン。

よく行方不明になる。

まずは椅子にかけてある毛布をめくってみる。

 

 

陸蒸気男の料理力走し

おかじょうきおとこのりょうりりきそうし

 

 

小生の得意(?)料理は圧力鍋を利用するもの。

求めたのはもう20年ほど前になるだろうか。

ビーフシチュー、カレー、五目豆、魚の煮つけが定番。

加圧するとシュッ、シュッと勢いよく出てくる蒸気、SLを想わせる。

 

 

ハーモニカ小学生の顔となる

はーもにしょうがくせいのかおとなる

 

 

机の引き出しからとっくにその存在を忘れていたハーモニカがでてきた。

小学校時代は楽器といえばハーモニカ、クラスの友としばしば吹き合っていたことを思い出す。

今でも音符はまったく読めないが息を適当に吹き込み、また吸ったりすれば簡単な曲は体をなす。

おまけに舌で吹き込む位置を押さえたり、離したりすれば伴奏(?)らしきもの付いてくる。

さっそく、「ふるさと」を自演して映像をラインで孫に送って驚かしてやった。

 

2021

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2/25(木) 幕引きが幕間になるかも特措法

2021-02-25 | 川柳

 

今日の川柳

 

幕引きが幕間になるかも特措法

まくひきがまくあいになるかもとくそうほう

 

人の交流が盛んになる三月を前にして。

関西圏が緊急事態宣言解除の方向で動いている。

果たして大丈夫だろうか。

幕引きのつもりが幕間になるかも。

難しい局面になってきました。

 

 

なんとなく大型犬と馬が合い

なんとなくおおがたけんときしょうあい

 

中・大型犬は気性も大人しいものが多い気がする。

 

 

鰻重にさんしょ一瓶呆れられ

うなじゅうにさんしょひとびんあきれられ

 

お恥ずかしい。

上蓋はおろか中蓋まで開けてしまった

これからこういうことが増えていくだろうな。

2021

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2/24(水) 飼い主もちまちまとなりチワワ連れ

2021-02-24 | 川柳

 

今日の川柳

 

此の方も家族巻き込む破れ傘

このかたもかぞくまきこむやぶれがさ

 

彼の方は女房と、此の方は長男と。

家族ぐるみで脱法とは全く情けない。

 

 

飼い主もちまちまとなりチワワ連れ

かいぬしもちまちまとなりちわわつれ

 

小型犬の散歩。

飼い主が歩調を合わせざるをえない。

 

 

テレワーク職場の雑音流す部屋

てれわーくしょくばのざつおんながすへや

 

在宅で能率をあげるにはあの職場の雑音が必要とという。

帰属意識も同時にかなえる職場の音声ライブ。

上司の発案だろうか、いいアイデアだ。

 

2021

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