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日本歴史紀行

歴史めぐり 街物語 6 ‐ 4 静岡県 菊川市 4

炭焼きレストラン さわやか 菊川本店



2023年7月5日
菊川本店リニューアルオープン当日




炭焼きレストラン さわやか 菊川本店

菊川市加茂6088


静岡県民の~ふるさとの店~を歌い文句に、静岡県民に絶大な支持を受け、待ち時間がタマにキズの、いまや静岡のソウルフードともいえるのが、ハンバーグレストラン【さわやか 】のげんこつハンバーグです。

その【さわやか】の発祥の地がお茶の街〜菊川なんです。

長年親しまれてきた【さわやか】菊川本店ですが、2023年7月5日に同じ場所に店舗を新築して生まれ変わりました。



創業当初の【さわやか】は、炭焼きレストランとしてではなく、喫茶店としてのオープンでした。


1977年 昭和52年7月に小笠郡菊川町(現在の菊川市)に一号店【コーヒーショップさわやか】としてオープンしました。


以後静岡県西部を中心に店舗を展開、1988年6月の浜松和合店出店に伴い本部を浜松市に移転。その後、げんこつハンバーグが主力メニューになり、1989年8月に店名を現在の名称「炭焼きレストランさわやか」に変更しました。


こうした店のサイドメニューが人気を博して店舗展開が拡大した例は意外にもありますね。


2017年 平成29年現在、西は湖西市の新居湖西店から、東は御殿場市の御殿場インター店まで県内で31のチェーン店を持ち、特に県内最大の繁華街の浜松市には10店舗以上の店舗があり、静岡県遠州地区における代表的な地場外食レストランの1つです。


店舗網が静岡県内のみの理由として、県中西部の袋井市に位置する本社工場からの肉の配送時間距離の関係と、鮮度にこだわるために仕入れた肉はその日の内に使いきることを厳格に徹底しているためで、その結果 県外への出店は行わないのが大前提で、これは、2012年に新東名高速道路が部分開通して、県内を東西に横断する高速道路網が二重化してもなお、県東部の御殿場市に御殿場インター店を出店するに留まり、こうした静岡県内への店舗展開にこだわる姿勢も、静岡県民に愛される理由のひとつでしょう。


さわやかの出店攻勢は今後も続き、県中西部に集中していた店舗展開も徐々に県東部へとシフトチェンジし始め、伊豆方面への出店の足掛かりとして、去年11月、函南店をオープンしています。


1号店である菊川本店は2006年に現在の場所へ移転したため、最も古い店舗は2号店の掛川本店ですが、さわやか発祥の店として、現在も待ち時間の長いにも関わらず、順番が待ち遠しいハンバーグを食べられます。


本店の名物メニューは、厨房で牛肉100%の挽肉(250g)を備長炭によって焼き上げ、熱した鉄板に乗せて客席に運ばれ、(この時点では中身はレア状態)。客席で店の認定を受けたスタッフがハンバーグを縦半分に切り分け、熱した鉄板にレア部分を押し付けて火を通します。


そして適度な焼き加減になったところでオニオンソースかデミグラソースをかけて付け合わせとともに提供されます。


とくに休日前には、あまりの来店者に備え付けの発券機がフル稼働。




さわやか菊川本店〜旧店舗





ぼくが菊川本店に最後に食べたのが旧店舗の時ですが、書いているうちに また食べたくなりました。


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