ちょっと内容的にステマのようになってしまいますがご容赦ください
先日、プライベートで静岡市にあります、静岡県地震防災センターに行ってきました。
HPによりますと、
「静岡県地震防災センターは、県民の皆様に広くご利用いただき、東海地震に立ち向かうための知識と技術の普及向上、防災意識の高揚を図るとともに、自主防災組織の活性化を図ることを目的として、平成元年に開館されたものです。」
となっております。
施設内には、TSUNAMIシアター、東海地震コーナー、地震体験コーナー等々、
いつか来るであろう巨大地震に対する体験や知識・意識が得られるような施設でした。
特に地震体験コーナーでは、震度6強の体験をさせていただいたわけですが、
予告があり、且つ手すりにつかまった状態でいきなり襲うあの揺れ…いきなり来たらパニック必至です!
体験の後、家庭内地震対策コーナーで職員の方が説明をしてくださいました。
覚えている限り再現したいと思います。
「ご存知の通り、静岡県は海沿いの県であり、公共工事による津波対策が取られていますが、巨大地震が発生してから2分程度で津波が襲う地域があります。
2分と言うと、まだ揺れている段階で津波がやってくる可能性があるということです。
今、体験していただいた揺れの中で2分以内に荷物をまとめ、子供を連れて、高台まで避難するのは、大変困難であるとは思うのですが、その前段階のことに目が行ってない方が多いのです。
それは建物の耐震。揺れた瞬間に建物が崩壊し、運よく圧死を免れたとします。津波到達に猶予がある地域だったとしても、自力でその中から這い出して避難する事ができると思いますか?可能性は低いです。そうなれば死を待つしかできない。
助かりたいのであれば公共の物に頼る考えは捨てて自ら建物の耐震化を行ってください。
家が崩壊しても、避難所に行けばいいという考えはあくまでも最終手段だと考えてください。
いくら備蓄品を準備していても避難所で皆が腹を空かせている中、自分だけ腹いっぱい食べることができると思いますか?
大半の人はできません。
それに、東日本大震災での避難所生活において、報道等で触れられていない部分がたくさんあります。
避難所と言うと、プライベートはなくても、皆で協力して…助け合って…そんな報道を皆さんも目にしたかと思いますが、実際女性には単独での夜間外出禁止令が出ていたのです。極限状態で警察も目が届かないとなればそんなことを考える輩もいるんです。家が無事ならそんな心配からも解放されます。」
思わず「なるほど…」と唸ってしまいました。
家に帰って備蓄品、家具の固定等確認したのは言うまでもありません。