西伊豆土肥 青木興業のブログ

土木|設計/施工|建築
青木興業を知っていただくために日々の業務を紹介致します―

社内安全パトロール

2011年12月24日 | 業務
 

大場川水系の護岸工事の安全パトロールをしてきました。
まだ工事が始まって間もない段階で、
これから行う護岸工事箇所を鉄板で囲い込み、河川の流れを制限する作業を行っていました。

工事箇所に手を加える前に、
重機を入れるための仮設道路・仮設橋の設置、河川の流れの制限など、
前準備となる工事が必要なことがあります。

長いこと工事やってるな~と、はたから見れば思う現場でも
工期に余裕のある現場なんて殆どないんじゃないでしょうか。

これらの土木工事に使用する部材は、
ひとつひとつが大きいので、
個々の作業の細かな動作まで注意が必要になります。

KY(危険予知)活動として、
作業手順と危険認識の共有化などの施工現場の安全確保から、
環境保全、交通の確保の周囲環境の安全確保に至るまで、
工事現場の安全確保は広範囲を見なければなりません。

なにはともあれ、安全第一です。

伊豆ジオツアーのまとめ

2011年12月22日 | 行事
先日、建設協会で見て回りました伊豆ジオツアーをまとめてみました。


白鳥山

柱状節理が山肌いっぱいに見られる白鳥山。
迫力があります。
某採石場の中にありますが、一般にも公開してもらえるとのことです。


旭滝

柱状節理の断面が滝に削られて見ることが出来ます。
白鳥山は縦に柱が伸びていましたが、旭滝では横に寝ています。
その断面は5角形・6角形で、火山地形だと知らないと、
一見、人口のタイルで造ったような滝と思えるかもしれません。


船原スコリア丘

スコリアとは火山噴出物の岩や礫で、一般的には黒色に近い暗色であることが多いのですが、ここ船原は酸化して赤色に変化したとのことです。
この近くに旧火山の噴火口があったとのこと。


浄蓮の滝

天城越えで有名な浄蓮の滝。
こちらも火山地形の柱状節理が滝の侵食のおかげで見ることが出来ます。


先日、建設業協会の行事で見に回ったジオツアーですが、
伊豆市の中だけでもこれだけのボリュームのジオツアーをすることが出来ます。
伊豆半島全体だともっとたくさんのジオサイト候補地があちらこちらにあります。

地元建設会社でも知らなかったジオサイト候補地もありました。
身近を探してみれば
伊豆半島の起源を知ることのできる火山地形がまだまだあるはずです。

今回の写真は、そのままが火山の溶岩、マグマ、噴出物でしたが、
風化や浸食などの2次作用が加わったものも含めると、
伊豆半島は、ほぼ全てジオサイトなんだと思います。

まだ、正式にジオパークに認定されおらず、伊豆ジオパーク『構想』ですが、
近い将来、日本ジオパーク→世界ジオパークになってくれることを期待しています。