『あおまんとじゃあなる』

『本』と『ビール』と『泡盛』があれば、とりあえず幸せなのです

年末年始読書日記 2冊目

2010-12-04 23:16:05 | 『素人独断読書日記』

英傑の日本史-風林火山編  井沢元彦(角川文庫)

井沢元彦さんの著作は出来る限り読んでいます
その中でも『日本史シリーズ』は
独自の視点に基づいて
大胆かつ緻密な内容で「なるほどな~」と毎回読み込ませてくれます

その中で
今回は『風林火山編』ということで
武田信玄公率いる『戦国最強軍団』の武将列伝となっています

なにが驚いたかと言うと
イチバン最初に登場するのが『山本勘助』ということですね
武田軍ならば普通は武田信玄公が最初でしょう
そこから始まり
有名(山縣昌景や馬場信春など)、無名(ホントは無名ではないのでしょうけど)の武将たちや
三条婦人(信玄公正室)、諏訪御料人など
大河ドラマでおなじみの方々が登場してきます
そのお一人お一人のエピソードが「なるほどな~」となるのですね

この『英傑の日本史』シリーズは
文庫本では4編目となっていまして
『新撰組・幕末編』『源平争乱編』『織田信長・豊臣秀吉・徳川家康編』が発売されています
単行本はさらに『上杉越後軍団編』『激闘織田軍団編』『坂元竜馬編』が発売されています
ワタクシメ的には文庫本が好きなので
(小さくて寝ながら読みやすいからですが)
早く単行本が文庫本化されるのが楽しみです

歴史本は、その方の信条が強くでていて
タイヘン楽しいです