いざ、今季初シイラ。

相模湾にシイラを釣りに行ってきました。

お世話になったのは三浦半島の貴雅丸さん。
今年は水温が上がらないためシイラがいても活性が低くヒットまで持ち込めない状況が続いておるそうです。そして、同じ理由で沖合には霧が立ち込めてしまっている。鳥山や浮遊物を目視で探して移動する釣りだけにとってもやりにくい状況。そして、一番気をつけなければいけないのが、船同士の衝突事故なんだそうです。

今回乗船したのは私一人のみ。しかも貴雅丸さんの奇特なところは料金は一人分だけでよいと言ってくれる所。（その代り、燃料代がばかにならんからあんまり走らんよ、とは言われました。）本来なら出船はしないような天気だがせっかく埼玉から来たんだからと船を出してくれました。

でもやっぱり、沖に出ると霧・きり・キリ。状況が悪いとは知っていたのでどんなことになってもよいように、ジグの準備もしていったのが良かった。
魚探でベイトを探し、ジグを投入するもヒットには至らず。
もくもくと魚探とソナーをにらみながら、微速で魚を探します。

８時くらいになって、様子を見るため無線で他の船と連絡を取っているのを聞くとやっぱり釣れてない様子。急遽サバ釣りに変更となりました。
ポイントに到着するまでに、船長が跳ねるシイラを発見。ルアーを投げてみるとあっさりヒット。ずいぶん引きが弱いと思って上げて見ると４０センチほどのドペンペンシイラ。でもシイラはシイラだし…。今期初ゲットと相成りました。
ついでに言うと、去年も一昨年もシーズン初めの釣りはこんな感じ。なんだかシイラ釣りのジンクスになりそうです。

ポイントにつくとあちこちでまばらに鳥山がたっている状態。霧も晴れていました。岸近くのポイントだったのですが、陸は沖に比べて気温が高いため霧は出ないんですね。ジグを投入するとパラパラとヒット。１０時くらいになり水温が上がってくるとボイルが始まりトップでも連発。一匹だけドペンペンシイラもヒットしました。

一キロほどの大サバも釣れたし数もそこそこ出たのでその時点で早上がり。
お客さん一人だけなのに。貴雅丸さんありがとうございました。
帰りには本命がなかなか釣れなかったせいか船長も気を使ってくれて、地元の特産卵とサザエをお土産にくれました。船長の若いころの話も聞けて楽しかったなぁ。
次回はお土産と自分以外のお客さんも連れていきますよ＾＾。



ちなみにシイラやカツオを狙いに行ってサバを釣って帰った場合、普通のお客さんはあまり喜ばないそうです。僕の場合は釣れればとりあえず何でも良し。
帰って美味しいユッケと〆サバを作りました。

海釣りは釣って楽し・食べて美味し。