稽古の最後に先生から「気持をおとしましょう」と言われます。
稽古があるたびに言われるわけではありません。
どのような時に言われることがが多いかと言いますとグイグイやり合うような激しい稽古があった日です。
気持ちをおとすために手を上に上げてぶらぶらと、手首の関節の力を抜いて手を振りそのまま脱力しストンと腕をおとします。
それを何度か繰り返しているうちに気持ちがおさまって、最後に礼をしてその日 . . . 本文を読む
先日の稽古のおわりに高校生の男の子と話しをしておりました。
最近は就職難で自分の将来が不安なのだそうです。
そこでアドバイスしたのが、ただ生活するために仕事をするという意識だけでは就職するのは難しいし、たとえ就職できても生活していけるだけのお金を稼ぐことは難しいということ。
そして、趣味を持っているのかどうか?と言う質問をしました。
大抵の人は音楽鑑賞や映画鑑賞を趣味と言います。
ですが、そん . . . 本文を読む
黒帯をお許しいただいてからは先生や先輩方に直接御指導頂く機会が少なくなりました。
先輩方に直接御指導いただくということは自分に足りないところを直に指摘していただき己の技の向上につなげることができる非常に貴重な時間であります。
黒帯をとってからというもの、その貴重な機会が激減してしまいました。
基本的な動きはさておきとして細かなところの精度を上げていく作業がなかなか進まない状況であります。
. . . 本文を読む
前回の稽古で先輩にいっていただいたこと。
「最近、急に強くなった気がするけど何をしているの?」
言われたときは照れくさいやら、嬉しいやら。
または、お世辞かもしれないなぁとも考えてみたり。
でも、それと同じことを言っている自分もおりました。
「さいきん急に強くなった気がするよ。技が変わってきたけど何があったの?」
その時の相手の方は、いままで力強さがあまりなく、基本はほんとうによく出来る . . . 本文を読む
ついに初段の証書と黒帯を先生の手から頂戴することができました。
5級の証書を頂いてから丸5年をかけての初段です。
稽古の始め、準備運動をする前に皆さんの前で受け取らせていただきました。
もちろんうれしかったです。
が、そのまま茶帯で稽古をしようと考えておりましたら、先生から
「袴はまだ届いていませんが、帯だけつけたらどうですか?」とのお言葉。
黒帯と証書はもちかえってじっくりと眺め、気持ちを作ろ . . . 本文を読む