あっぷるみんと農園便り at WEB

阿蘇・南小国 『あっぷるみんとハーブ農園』 のとある日常

この春の苗の状況

2015年05月16日 | 田んぼ

トレサビリティーの観点からと、
園の春の作業状況を少し紹介したいと思います。


水稲は、いつもと変わらず〝あきげしき〝
研修生の試験として、ササニシキとコシヒカリを70枚プラスして、
合計1700枚程度の種まきをしました。



以前にもお伝えしましたように、
今年度から苗床をしっかり準備したので、いつもより1週間程遅れています。
(いつもながら、この時期は周りとの田んぼの準備の差で焦っています)


育苗の様子です
ササニシキとコシヒカリは完全自然栽培なので、何もあげていません。
ちょっとかわいそうなくらいです。

あきげしきの方は、いままでどおり、有機液肥(EM菌入り)1000倍を計3回。
たけのこ酵素液1000倍を1回程度散布予定です。


たこのこ酵素づくり


後になりましたが、種子消毒として、スーパー酵素を
ダブル水槽にて25℃24時間漬け込みました。
そのおかげで、今年はばか苗病が出ていません。


ダブル水槽


このまま順調に伸びていってもらえば、
苗床に散布した有機石灰とフローラが効いてくるのではないかと思います。


ともあれ、カラス対策を今年はより厳重にしたので
被害がなく、ホッとしています。











*きよら米の苗づくり*

2015年04月16日 | 田んぼ
今年のきよら米づくり、着々と進行中です!



今日は男衆で育苗用の畑を整地しています(^^)
この広い畑を水平にしようというのです!

育苗中、苗箱に水を均一にあてるため重要な作業で
杭に水糸を張って水平を出していきます。
写真奥が高くて、手前が低いようですね。



地道な作業ですが
均一で元気な苗をつくるため、毎年工夫を凝らしています!



一方、あっぷるみんとの軒先では
種もみが浸水中。
水位が低いので、呼吸させているのでしょうか。



うるち米・もち米・赤米・黒米・緑米・黒紫米
6種類ありますから管理が大変です。

それぞれの田んぼに植え付けられるまで
どうか、混ざりませんように!!!!!!!





きよら米会員のみなさまへ

2014年07月20日 | 田んぼ


きよら米会員のみなさまへ    2014年7月


田んぼの草取り(田車押し)がおわり、やっと梅雨が開けたかと思ったらものすごい夕立雨で、乾きかけた田圃や畑がまた水浸しの状態になりました。
ブルーベリーの畑もこの間草を切ったのにまた元の状態で、月末には開園の予定なのですがまたあせっています。
いつもだと田んぼの草取りが終わるとちょっと一息つけるのですが今年は前にお知らせしたとおり苗の出来が悪かったのでなかなか気の休まる日がありませんでした。
それでもこの長い梅雨の中、少しずつ稲の姿が良くなっているのを見て安心しています。

 

イタリアントマトを中心に夏の野菜たちも少しずつ収穫の時を迎えて、レストランのメニューの中も変わってきています。
追加で植えた豆類やズッキーニが、今までの野菜を追い越す勢いで成長しているのにもびっくりしています。
小国の短い夏を駆け足でみんな謳歌しているようでこちらも負けずに頑張らないと思っています。










きよら米会員のみなさまへ

2014年03月20日 | 田んぼ
きよら米会員のみなさまへ  2014年3月

 今年はタイミングが悪く、まだ野焼きが残っています。大雪や雨によるものですが、昨年も書いたように、土日で行っているので周期的にますますタイミングを逃しています。そうこうしているうちに春の草たちは一斉に大きくなり始めて、農作業を急かし始めています。

  

 4月からは、研修生も独立してそれぞれ農業を目指して頑張っていこうとしています。私もまた、一人になり面積を減らして妻はレストラン私は農業といった元のスタイルに戻ろうとしています。幸いなことにレストランにはいいスタッフがいてくれて、農業の面も大きな仕事は研修生たちと一緒になってやることで、いい料理、いい作物ができそうで春からまた頑張らねばと張り切っています。ただ、冬場の仕事がまだいろいろと残っていて例のごとく空回りするばかりでなかなか前へ進めない状態にはならないよう気をつけなければと思っています。



 ※4月1日から商品価格が変更になすますので、ご注文の際は新しい価格表をご確認ください。H25年度産きよら米をご予約済の会員様は、H26年10月のご予約分まではそのままです。

ご不明な点はお気軽にお問い合わせください。

あっぷるみんとハーブ農園  0967-42-1249
自然食レストラン 風のもり 0967-42-1553

きよら米会員のみなさまへ

2014年02月22日 | 田んぼ
きよら米会員のみなさまへ   2014年2月

久しぶりに大雪が降りました。ハウスはなんとか骨組みをしっかりしてあったので難を逃れましたが、ガタがきている農園のあちこちが少しずつ壊れ、また春に向けての修理仕事が増えました。昨年よりあったかい冬だと思っていましたが、油断大敵、ちょっと気をそらすとこのありさまです。何もない一年と云うのもなかなかないものですが、ここ数年気象に関しては、本当に頭を悩ませる出来事が続いています。
  
春が近づくと村では、井手の修理や野焼き、農道の整備など次々と行事が増えていきます。何が起こっても最小限の被害で食い止める、そんな昔からの知恵がいっぱい詰まっている行事でもあります。また、昔こんなことがあったと経験を教えられる時間でもあります。近年では私がもうその役目なのですが伝える若者も時間もどんどん減っていくようで農村の変化を感じます。新しい伝え方や農村形態を考えなければならない時期かもしれません。
  

ひさしぶりのブログです

2012年10月15日 | 田んぼ
本当に久しぶりです。外はすっかり秋の景色、、

と言うか、少し冬に近づきつつあります。

店の前の田んぼが稲刈り第一号です。

赤米、黒米、緑米と古代米と呼ばれる品種

が刈り取られ、かけぼしされています。

今から稲刈りの最盛期に入り、どんどん

忙しさが増していきます。

それと比例するように阿蘇の寒さも増して

行くようです。

ストーブがお目見えするのももうそろそろかも・・・

イノシシ出没

2012年09月03日 | 田んぼ
ここ最近、朝夕にほんのり肌寒さを感じるようになりました。

周りを見てみると、いろんなところに秋の気配が、、、。

やっと私の大好きな季節になりました。

黄金色に揺れる田んぼも、一面すすきだらけの草原も

大好きな阿蘇の風景です。

そのもうすぐ黄金色になろうとする田んぼに

迷惑な侵入者が現れて困っています。

イノシシです。しかもあらわれるのはよくみのったたんぼばかり、、

まいりました。どうぶつはすごいですね、

美味しい時期、美味しい場所をいちばんよくしっているようです。

しかし、かんしんしてばかりもいられません。

田んぼの周りにデンボクを張り巡らせたり、点滅電球をぶら下げたり

イノシシ対策に大わらわです。

収穫の日までどうぞおとなしくしていてくださいイノシシさん。

またはじめました。

2012年07月01日 | 田んぼ

長い間遠ざかっていたブログを、また始めようと思います

日々の出来事を少しずつ、無理をしないで綴っていけたらとおもいます。

今、南小国は梅雨のど真ん中、毎日毎日雨が降り続いています。

げんきなのは、紫陽花とかえるだけです。

でも、田んぼの稲たちも、少しずつ大きく、色濃く育っています。

自然の恵に感謝ですね。



稲の花が咲きました。

2009年08月23日 | 田んぼ

長雨、大雨がやっと終わって田んぼの稲に花が咲きました。

一般的にこれを出穂(しゅっすい)と呼んでいます。

風で実を結ぶため午前10時ごろ満開となると、むかし教わりました。

以前、中学校で話をしたとき見たことがないので、

きっと真夜中に咲くのだろうという意見が一番多かったことを思い出しました。

目の前にあってもなかなか見えてないものが多いなぁなんて思ったり、

自分も中学の頃そんなこと考えもしなかったから

当然といえば当然なのかもしれません。

ともあれ、いい天気が続く中、ちゃんと出穂してくれた事に感謝!!


田植え

2009年06月13日 | 田んぼ

本日からブログ「あっぷるみんと農園便りatWEB」をスタートします。

なかなか更新できるかわかりませんが、作業の合間を縫ってがんばりたいと思います。

 

まず最初のブログの内容として何がいいか考えて、「田植え」がウチらしいと思いそうすることにしました。

 

今日ちょうど会員さんに来ていただいて田植えイベントを行いました。

今年の田植えもおおかたすみましたので、ここで報告しておきます。

今年の田植えは大きく分けて二つの試みをしてみました。

ひとつは田植えの時期を遅らせて、その分代掻きを念入りに行い雑草対策を重視しました。

ふたつめは実験的に大きなポット苗を作り、より順調な生育と多くの収穫を得られるか試してみています。

それにしても今年の田植えは国内外問わず多くの人に携わってもらって、きっといいお米が取れること請け合いです。