あっぷるみんと農園便り at WEB

阿蘇・南小国 『あっぷるみんとハーブ農園』 のとある日常

きよら米会員のみなさまへ 2015年5月

2015年05月20日 | きよら米たより



5月の連休を過ぎると、風のもり(レストラン)はちょっとホッとする時間ができていますが、
農作業、特に田んぼの仕事は田植えに向けてフル稼働の毎日が続いています。



畦畔の草を切り、堆肥を散布、トラクターで耕うんのあと水を入れ、水が全部に入れば代かき。
大雨で水口にゴミがたまれば、たちまち田んぼが乾いてしまう。

毎朝、軽トラでチョビ子(犬)を連れて、あっちこっちの田んぼを見回るのが日課になりました。
それでも水を張った水田に、青い空と白い雲が映ると、ホッとし、また元気をもらえるような気がします。



苗の方は前回のブログでも紹介したように、ちょっと遅れているけれど、順調に育っています。
あとはタケノコ酵素がうまく効いてくれればと思います。

今回は玉ねぎです
3000本も植えたのに、1000本くらい病気になり、玉が小さいまま収穫しました。
冬の寒さ対策にパオパオ(不織布)を被せたのが失敗だったかと思います。(可愛がりすぎました)
ハーブソルトを一緒におまけにするので、ポトフでも作って食べていただければと思います。
来月のお便りでは、無事に田植えの報告ができるよう、代かきに行ってきます。











この春の苗の状況

2015年05月16日 | 田んぼ

トレサビリティーの観点からと、
園の春の作業状況を少し紹介したいと思います。


水稲は、いつもと変わらず〝あきげしき〝
研修生の試験として、ササニシキとコシヒカリを70枚プラスして、
合計1700枚程度の種まきをしました。



以前にもお伝えしましたように、
今年度から苗床をしっかり準備したので、いつもより1週間程遅れています。
(いつもながら、この時期は周りとの田んぼの準備の差で焦っています)


育苗の様子です
ササニシキとコシヒカリは完全自然栽培なので、何もあげていません。
ちょっとかわいそうなくらいです。

あきげしきの方は、いままでどおり、有機液肥(EM菌入り)1000倍を計3回。
たけのこ酵素液1000倍を1回程度散布予定です。


たこのこ酵素づくり


後になりましたが、種子消毒として、スーパー酵素を
ダブル水槽にて25℃24時間漬け込みました。
そのおかげで、今年はばか苗病が出ていません。


ダブル水槽


このまま順調に伸びていってもらえば、
苗床に散布した有機石灰とフローラが効いてくるのではないかと思います。


ともあれ、カラス対策を今年はより厳重にしたので
被害がなく、ホッとしています。