あっぷるみんと農園便り at WEB

阿蘇・南小国 『あっぷるみんとハーブ農園』 のとある日常

2月のあっぷるみんと便り

2018年02月19日 | きよら米たより
いつまでも正月気分でいるとあっという間に2月がやってきました。よく2月は逃げるといわれますが、しっかり捕まえて冬の作業を進めたいと思いつつ毎日雪を眺めています。今日も予報では雨だったのですがいつしかみぞれ、また積もらないよう祈っています。

今年、プール苗が作りたくてハウスで準備を進めています。できるだけ平らに耕運し、ユンボで踏み固め、ビニールを敷き、竹たい肥と赤土を撒き、また平らにしています。あとは苗箱を置き水を張る。畑根ではなく水根でできている苗になれば成功なんですが、うまくいくやら、作った矢先から心配しています


1月のあっぷるみんと便り

2018年01月20日 | きよら米たより


一月よりパソコン教室で習っていることを駆使して全面リニューアルしました。
ブログやフェイスブックはその内容を少し変えて時折投稿したいと思います。

今月の作業として、ぼかしづくりを紹介します。
用意したぬかとくず米、それにEM菌の500倍液を交互にタンクに入れてふたをするだけ。嫌気性菌を活発にするため、空気をなるべく入れません。あとは2~3か月待つだけ。
(しょうゆやみその香りがしたらできあがり)




自宅の100年イチョウ


ひいひい爺ちゃんが植えたのだろうと思って勝手に100年と名付けました。
(明治のころ西郷どんと戦った政府軍のアルバイトに参加しそのお金で大工道具を買い今のうちを建てたそうです)
黄色い葉っぱもきれいですが、冬の夜葉っぱのない枝々の間から見える星は本当にクリスマスツリーのようで寒さも一瞬忘れます。



今月のチョビさん 寝正月なチョビさんです

11月のあっぷるみんと便り

2017年11月20日 | きよら米たより


次の満月まではと、コンバイン作業を行っていましたが、なかなか天気に阻まれやっと十六夜で終わりました。それでも餅米と古代米のかけ干しは、小学生との作業なので、まだこの北風にさらされています。



11月21日の予定で、昔ながらの脱穀ともみの選別(トウミ作業)をやるつもりです。こんな田舎でも子供たちは農業に接する機会がなく、田んぼや畑に入ることが初めてという子もいて、私も子供たちもびっくりすることが多くて、毎回楽しんでいます。





さて、きよら米のご注文、11月になってほぼ予約数量が決まりました。一か月に一度、発送時にまとめて事務を行っていますので、いつものことながら事務が間に合わず皆様には大変お手数をおかけしています。12月1日にはもち米、古代米も含めて数量が決定し、事務も一段落つくと思います。

この後もっと寒くならないうちに、あら耕し すませておこうと思い、今年は竹たい肥や枯草菌発酵鶏糞、微生物資材をいろいろ組み合わせながら、藁を早く分解させようと思います。そのあたりはブログでお伝えしようと思います。

10月のあっぷるみんと便り

2017年10月20日 | きよら米たより
前回お知らせしたように、今度の満月までには稲刈りを終わらせる予定でしたが先週からの秋雨前線につかまりなかなか前へ進みません。
そうこうするうちに雨の闇夜に紛れてイノシシが田んぼを荒らしに来ています。
こうなるともうイノシシが先かコンバインが先かでゆっくりしていられなくなりました。
一反ほどは完全に荒らされ何年ぶりかで共済に稲の被害届を出しました。どの田んぼも電気ショックの電牧を張ってはいるのですが、線の下から子供のイノシシが入り、低くすれば今度は飛び越えるし、三段に張れば今度は電池がなくなっているし、今年は完全に完敗です。
それでも我が家から一番遠く標高の高い田んぼは何とか収穫を終え、今月からの新米が送れることにホッとしています。
また、早々にご注文いただいた方々、ありがとうございます。
今回の荷物と一緒に確認書と振込用紙を同封しておりますのでよろしくお願いします。
今月荷物のない方は郵便でお送りいたします。毎年変わらぬご注文とお手紙いただき、本当にうれしく、感謝しています。雨の上がるのを待ち、イノシシからできるだけ稲を守って、作業を進めていこうと思います。


稲もぐちゃぐちゃ、赤いリボンは共済の目印です。


一晩でイノシシの通り道ができました。


新米申し込みについて

2017年10月05日 | きよら米たより
きよら米会員のみなさまへ
~新米申し込みについて~

十月に入りあちこちで今年の暑さを受け、早めに(コンバイン作業)が始まっています。

このところの天候で、ぬかるんだり、水分過多で悪戦苦闘している農家が愚痴をこぼしています。
わが農園はというと、いつものことながらというかご多分に漏れず、気ぜわしくやっています。
気になるのが古代米、特に黒紫米は雨のたびにだんだん倒れてきて、
やっぱり今年も手刈りでかけ干ししなければと思っています。
さて、十月の発送から新米の予定が立ちましたので申込用紙を同封しています。
内容は今までと変わりませんが、わからない点があればお尋ねください。
昨日はお月見会、いつもより上着を一枚羽織って満月を見てました。
この寒さがお米をおいしくしてもらえると思います。
次の満月までには収穫が終わっていることを目標にして頑張りたいと思います。
申込書、時間がありませんが、よろしくお願いします。






8月のあっぷるみんと便り

2017年08月20日 | きよら米たより
八月のお盆すぎると朝夕涼しくなり、ずいぶん過ごしやすくなりました。
田植えが遅くずいぶん貧弱だった稲もなんとか大きくなり、稲穂をのぞかせ出穂の季節になりました。
ここ10日間でも天気が安定してくれればと、また空を見上げています。



気温が高く雨の多い今年は植物にとって環境のいい年かもしれません。
どの作物も順調に育っていますがそれを上回るほど雑草も育っています。こうなると何を栽培しているのかわからない状態で、草刈りの遅れと栽培手順のミスが頭から離れずストレス満載の毎日です。
しかも今年は、イノシシがブルーベリーにまで手を出し農園の整備の遅れをイノシシまで笑っているかのようでますますストレスに拍車がかかっています。



そんなこんなで、チョビさんにブルーベリー畑の夜警をお願いしました。
(日頃、うまいもの食って寝ているんだからたまにはいいかなあ)
私もチョビさんの頑張りにこたえ、トマトやブルーベリーの収穫、出荷それに草刈りと体を動かし、頑張りたいと思っています。





7月のあっぷるみんと便り

2017年07月16日 | きよら米たより
6月の晴天に続いて、順調に天候がつながっていけばいいかなぁと思っていましたが、やはり大きな雨の被害がでました。
被害に遭った方々、心よりお見舞い申し上げます。

南小国もニュースに出るほど、短時間にものすごい雨が降り、川が氾濫しました。
農園も、田んぼがこわれたり、水路が山崩れで断たれました。
特に山奥の田んぼの水路は土砂崩れがはげしく、大型重機での作業を計画しなければならないくらいのものです。
重機が20日前後にリースの予定ができたので、お米の発送をちょっと早いですが、7月分を送らせていただきました。




一番成りが少しづつ色付いてきています

今日にも九州北部の梅雨明けがでそうなくらい、朝から暑い日差しが照り付けなかなか汗が止まりません。
それでも市内各地から来られているお客さんに聞けば、ここは涼しいと言ってくれます。
確かに夜になると冷たい風を感じることができます。
これを受けて、お米はもちろん、トマトやブルーベリーが元気よく育ってくれるのを祈るばかりです。
とにかく水路の修復を急がねばとバタバタしておりますので今回はこれで。


どういうわけか巨大じゃがいもができました

急激な天候の変化はいつどこで起こるかわかりません。
くれぐれもお気をつけてお過ごしください。


巣箱に全部で4つ入っています。しかもその中の一つは6段掛けで、たくさんのみつばちが働いてくれています

6月のあっぷるみんと便り

2017年06月20日 | きよら米たより


空梅雨の晴天が続く中やっとのことで田植えが終わりました。

ホッとしている間もなくあちらこちらでもう雑草が大きくなって、早く除草機を入れなければと思っていますが、イタリアントマトを見たらどれが本木でどれが台木かわからないくらいジャングルになっていました。

せん定と誘引をなんとか済ませ次はブルーベリー、これまた雑草が天候に恵まれすくすくと育って草刈り機の行く手を阻んでいます。いつになったらこの忙しさから逃れられるのか考えたら笑ってしまいます。

でも考えたら今年はいい年なのかもしれません。暑いながらも乾いた風の中で雨に一度も濡れないで、仕事ができ、休憩に手を伸ばせば例年より早く、大きく、甘くなっているジューンベリー、マルベリー、ブラックベリーそしてブルーベリー、口いっぱいに頬張れば疲れも和らぎます。トマトの方も小さな花の下からもうイタリアントマトらしい実がのぞいて、今年も順調に育っていることを教えてくれます。



稲も苗床では弱々しい細い苗でしたが、田植え後田んぼの力を借りて何とか立ち上がってくれました。後は新型の除草機に頼るのみです。



これは3年前より阿蘇や産山で無農薬栽培に取り組む友達何人かが導入し成果を上げているものです。農園も南小国の同志を募り町の夢チャレンジ資金を活用して導入してみました。本当の成果は秋にならないとわかりませんが、今現在はいい感じに動いてくれています。あとは出来るだけ草が小さいうちに何度か機械を動かすことができるか、結局は私しだいなのかもしれません(笑)とにかくやれるだけ頑張ります。






チョビさんの別荘はレストラン風のもりの目の前
田んぼのほとりにあります。

5月のあっぷるみんと便り

2017年05月20日 | きよら米たより


5月に入ると4月までの雨が嘘のように、毎日晴天が続いています。朝夕は、まだまだ寒さを感じますが、昼間の青空は日々にまぶしさを増しています。そんな中、小国は田植えモードに一変。あちこちで草刈り機やトラクターの音が響いています。早い田んぼでは水が張られ、まるで鏡面のように晴空を映し、苗がきれいに植えられいます。



  さて農園の方は相変わらず作業が遅れ、雨で傷んだレンゲの花がまばらに咲いて、レンゲの効果が期待できない田んぼになっています。代わりに今年は油かすのペレットを反当り40kg程度散布しようかと考えています。もちろん、瘦せている田んぼは今までどおり、ぼかし肥料を散布して元肥にしようかと思っています。いづれにしても、早く水を入れたいのですが、ここに来て、雨後のタイミングを逃したあぜぬり作業が足を引っ張っています。前々回にも書いたように今年からやれるだけの事をやっていこうと思い、畦塗りのため雨を待っています。苗たちも今年は昨年に比べ順調に水をもらって少しづつですが大きくなっています。もちろん普通作に比べればまだまだ小さいのですが、これから有機液肥や、酵素、EM菌などなど、いつものように色々実験しながら丈夫に育てていきたいと思っています。



  野菜やハーブ、イタリアントマトは、レストランスタッフの全面協力のもと、美しく育っています。来月の便りには田植えが無事に終わった報告ができるように頑張っていきます。


今月のちょびさん