T定規の可能性

シンガーロックライター研萌のブログ

今は何章目?! その1

2013-09-18 23:44:02 | 日記

30年前に白石からギター1本ぶら下げて暮らし始めたこの町。

音楽つながりのホント数人の知り合いしか当時はいなくて、

住むところも仕事も全部一から捜すしかなかった。

親父と大喧嘩して家を飛び出したのはいいんだけど、

寝るとこはないし彼女には愛想つかされるし・・腹は減ってるし、

とりあえず、知り合いの家に居候^^

1週間ほど、お世話になり、その彼のお母さんに保証人になってもらい部屋を借りた。

大財2丁目にある古びたアパート。

裸電球が一個。買ってきたワンカップで一人で祝杯をあげた。

なにひとつ部屋の中にはなかったのに、これから何でも手に入る気がしていた。

暗い部屋の中でギターを弾いた。

でも、これで良かったんだろうか・・・

家を出るとき、おふくろがポケットに入れてくれた1万円札が2枚。

このお金は使えないと思った。

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当時、高校3年から5年つきあった彼女がいた。

部屋を借りたことは電話で知らせていたんだけど、

10日ほどたって、やって来た。

「私、結婚します」っていう強烈な言葉を持って。

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それで、しばらくは、かなり荒れていたんだと思う。

ただ、ライヴは練習も含めてハードだった。

あちこちのライヴハウスを廻ってシャウト!とにかくシャウト!

この頃のバンドには、かなり感謝しています。鍛えてくれてありがとう^^

いくつかのバンドへの加入、解散、新バンドの結成と続ける中、

ひとりの女性が部屋に来て料理を作ってくれた。

普段、ろくなもん食ってなかったんで俺は生き返った(笑)

料理ってスゲエ!食い物はほんと大切なんだなあと・・改めて思った。

当時の体重は55キロほどで、風が吹いたら飛んでくような感じでした。

口に入れるもんといえば、タバコとバーボンぐらいだったんで感動したのも無理はない^^

「明日も、飯つくりに来てくれんかな~」と、お願いしたのです。

やがて、彼女と一緒に暮らし始めた。こうして僕の第1章目が始まる。

                  つづく