Catch the words

from Shizuoka/name is "slide"

夕暮れ

2007-09-03 | Weblog
今日もまた、一日の終わりに向かって、日は沈む。
今日もまた、うやむやなストーリーの中で手足ばたつかせて
何かの振りをしていたような気がする。
確かめずにいられないのは、少し品がなくないだろうか。
確かめずにいられず、不安になるから 何をしのばせて、安心すればいいのだろうか。
漠然とした不安なんてもの、よくある話で、少なからず人ってものは
必ず通る、ジグザグで霧に包まれた 全くもって面倒な道なのである。
いかほどの価値があるかなんて、いちいち測ってても仕方ないだろ。
毎日の中で ある程度信じられる価値観を少しずつ培って 
ある日、分かるようになるんじゃないか。
今、分からなくても、ある日突然。
朝起きて、カーテン開けた時なんかに、
昼飯食べて、レジの傍らの花を見たときに、
夕暮れの雲の向こうの色を想像してみたときに、
真夜中の遠くの灯りに心が動いたときに、
ふとさ。
分かるかもしれない。
だからさ、不安でも苛々でも、何でもいいや。
面倒だけど 受け入れて噛み砕いて、少しずつ消化してみるべきだ。
ふとね。
思ったんで、夕暮れ時に呟いてみたのさ。
僕の中で、夕暮れが少しばかり
不安がっているみたいだから。
いづこへと、辿り着くまでには、いろんな夕暮れが
待ち受けていることだろう。

なんて

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歌う

2007-09-03 | Weblog
泣き出したい衝動にかられる時がある。
何故。

普段はあまり触れない、触れないようにしている
心の奥の、ずっと奧
きっと、何かに反応しているのだ。

こんな夜のこと。

皆同じなのだ。
皆、少なからず同じような思いを 持っている筈だ。
でなければ、僕は特別な存在になってしまうからな。

すれ違う人々は、笑っているし、無表情だし、無関心のようだが
それぞれのことを信じている筈だし、疑ってもいるし、興味はある。


迷いの多いこの世界だから、いつの時代も憂い事のある世界だから
疑いつつ、でも 信じつつ人々は
小綺麗な歩道を足早に歩く。

この世界で、あえて。
最も大切なものを探してみる。

そんな必要があるのかも。

泣き出したい衝動とは、それが胸張って出来ないから。
なんじゃないかと、思うんだ。
求めていいのに、求められずにいるのは
なんとも、少しばかり寂しいものだな。

どこまで続く、この道は?
行く価値がない気がしても、行ってみなければ。
未来が分からないからこそ
そこまでの道のりに
意味があるのだ。



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little mine

2007-09-03 | Weblog
たまに
何やってるんだろう、何のためにいるんだろう
ってさ、思うときがある。

君と出会ったのは、何のために?
君の意味は、何だろう?

考えても仕方ないかもしれない。
でも、君によって ゆらゆらと揺れる僕がいる事実は
どうしようもなく
秋になっても存在しているのだ。

笑っちゃうんだけど。
何にも囚われずに、自由になることとは
いったい
どういうことなんだろう?

世界は小さい。
大きいように虚勢を張る世界の中で
なんと小さい

僕なんだ?

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