一年に一度の、今日の月を見ておきたくて
外に出て、夜空を見上げる。
何にも関係なくなる気がする。
時代とか、性別とか、自分の名前とか。
見上げて、見つめて
月に見惚れている自分の奧の何かが
何を感じているのか、探ろうとしたが
そんなこと
バカバカしいなと思いなおって
黙って大人しく、月と向き合っていた。
ずっと昔から見ていた。
きっと未来でも見るだろう。
今は、昔より未来より真剣に
見つめる。
次の未来は、どんな未来か。
どこに行っても
僕は僕。
相も変わらず
月を見上げて
見惚れていることだろう。
繰り返す僕の
奧の奧から
求め続けていくのだろう。
永遠が、あるのかないのか
知らないけれど。
外に出て、夜空を見上げる。
何にも関係なくなる気がする。
時代とか、性別とか、自分の名前とか。
見上げて、見つめて
月に見惚れている自分の奧の何かが
何を感じているのか、探ろうとしたが
そんなこと
バカバカしいなと思いなおって
黙って大人しく、月と向き合っていた。
ずっと昔から見ていた。
きっと未来でも見るだろう。
今は、昔より未来より真剣に
見つめる。
次の未来は、どんな未来か。
どこに行っても
僕は僕。
相も変わらず
月を見上げて
見惚れていることだろう。
繰り返す僕の
奧の奧から
求め続けていくのだろう。
永遠が、あるのかないのか
知らないけれど。