Catch the words

from Shizuoka/name is "slide"

B&W

2007-09-08 | Weblog
何にも信用出来なくなったとき。それは、自分をも信用出来なくなったってことなのだろうか?
何だかさ、この星の氷河期前も、氷河期後も、変わることなく回り続けてきたこの星だけど。
ミジンコも、カエルも、ハイエナもキリンも、隣のワンコも、
バッグ一つの旅人も、皆一人残らず一匹残らず、素直にこの星の上で 
こんな僕さえも知り得ない試練抱えて、生きている。
『信用出来ない。信じられない』なんて呟く生物は、たぶん…僕ら人間だけだろうなあ。
氷河期も、なんのそのなこの星は、昔と変わらず居て。
変わったとしたら、それはたぶん…人間が深く関わってる。
人間の我が儘でもって、この星は変わったんだ。
でも、ミジンコもこの星も、何かを信じて回って飛び跳ねてる。
シマウマもライオンも、ヘビもカエルも、弱肉強食だろうが、擬態されて騙されようが、
提灯アンコウの灯りに惑わされようが、彼らは何かを信じてる。
信じてくれとは言わないが、信じなくなったら何もかも、嘘になる。
騙されて後悔して、泣いたら、また何かを信じる。
信じなければ、僕は誰にも信じて貰えない。
真っ直ぐ君の瞳を、見つめてみたいが、多分出来ないことなんだろう。
信じるってことは、自分を信じること。
信じないってことは、自分を信じず、見失うということ。(じゃないかな)
たった今、僕は信じたいのだ。
今のこの景色をさ。
それが、体の頭の、意識の向こうからの願いのような、気がするのだ。
君の言葉を受けとめて、素直に示すことが出来ない僕だけど、信じてはいるんだ。
よく分からない、もやもやと渦巻く小さな願いを。
信じていたいんだ。
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水玉

2007-09-08 | Weblog
出来る限り、嘘はつきたくないので
ここで僕を解放する

出来る限り、君には背中を向けたくないので
ここで僕は息をする

八百万の物語が充満するこの国で
張り巡る細い細い 運命の糸は
どこまで絡まって雲の上まで繋がっているのか

出来る限り、糸が切れてしまわないように
出来る限り、思いは思いと分かち合えるように

ここで僕は、望遠鏡で君に 電報を打つ
ここで僕は、顕微鏡で君の 真実を待つ

ジャケットの水玉模様に永遠を感じた、昔の僕を
胸元で こそばゆく感じながら

今日は、運命と闘っていたのさ
笑うだろ?

嘘は、つきたくないからさ

君に

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