もう九月も終わる。
すっかり秋の朝。雨が降っている。窓から緩やかに入ってくる風は、ひんやりと冷たい。
先日聞こえてきた蝉の鳴き声は、やはり今年最後の蝉だったか。
順当に時は過ぎて、特にこれといって大きな問題もなく時間は前へ前へと進んでいく。
僕個人に 大きな問題があったとしても、それは世間的には何の問題もない。平和な証拠だ。
世の中、へらへらと簡単には歩いていけない。ついこの間手招きして笑っていた人間が、この雨の向こうではもう、知らない振りをしていることもある。
そんな時、雨の音が冷たく聞こえる。
大きな問題がないかわり、小さな問題があっちこっちと わいて出る。
いちいち気にし、立腹していても仕様がない。そんな人間も、世の中にはいるってことだ。
こう言う僕自身だって、人から見たら冷たいのかもしれないしな。
久しぶりの雨の朝。
冷たい風が窓や自分の中に吹いていく感覚に、朝から溜息が出る。(朝からなんてこった)
さあ、今日はそんな冷たい風を、どれだけ温かく出来るかに集中してみよう。
あの時鳴いて、僕を少しでも奮い立たせた蝉を思い出しつつ、前へ進み続ける時間の波に
たゆとうことにするか。
雨足が強まってきた。
すっかり秋の朝。雨が降っている。窓から緩やかに入ってくる風は、ひんやりと冷たい。
先日聞こえてきた蝉の鳴き声は、やはり今年最後の蝉だったか。
順当に時は過ぎて、特にこれといって大きな問題もなく時間は前へ前へと進んでいく。
僕個人に 大きな問題があったとしても、それは世間的には何の問題もない。平和な証拠だ。
世の中、へらへらと簡単には歩いていけない。ついこの間手招きして笑っていた人間が、この雨の向こうではもう、知らない振りをしていることもある。
そんな時、雨の音が冷たく聞こえる。
大きな問題がないかわり、小さな問題があっちこっちと わいて出る。
いちいち気にし、立腹していても仕様がない。そんな人間も、世の中にはいるってことだ。
こう言う僕自身だって、人から見たら冷たいのかもしれないしな。
久しぶりの雨の朝。
冷たい風が窓や自分の中に吹いていく感覚に、朝から溜息が出る。(朝からなんてこった)
さあ、今日はそんな冷たい風を、どれだけ温かく出来るかに集中してみよう。
あの時鳴いて、僕を少しでも奮い立たせた蝉を思い出しつつ、前へ進み続ける時間の波に
たゆとうことにするか。
雨足が強まってきた。