6月3日 火曜日
天気:晴れ 水温:16~18℃ 透明度:5~10m
終日穏やかな海況でのんびりじっくり潜れました。
浅場は水温が19℃と暖かいですが、透明度はイマイチ。。。(5m程度)
水深15mより深くいくと水温は16℃と下がりますが透明度は10mは見えています。
早く20℃を超える水温とスカッと抜けた透明度が来ないかな~~~
でも、水中は楽しいですよ。
暖かな水温の浅場ではイトヒキベラのオスがなんだかやる気になったようで綺麗な発色になり始めました。
繁殖シーズンに入ったのでいろんなところでラブラブなカップルに出会います。
ハオコゼのメスはお腹がパンパン!
まだ明るいうちから体格が大きなオスが寄り添ってきます。
実際の産卵は日が落ちてからですが土曜日に開催されるナイトダイビングでは産卵行動が確認される事でしょう。
砂地を進んでいるとアカボシウミウシのかなり濃厚なラブシーンに遭遇~。
雌雄同体のウミウシは2匹が出会うと即交接器官を出し合って繋げ合わせます。
そして離れた場所で単独で産卵します。
他にもネズッポの仲間が活発に追いかけっこしてますし、
ところどころにカワハギの産卵痕もあるのでこれからますます生態観察が面白くなっ
てきそうです。
アチコチでカップルが誕生しているのにいつも1人なのがコケギンポ。
今日もいつもの穴から顔だけ出していました。
今シーズンはコウイカの仲間が多く観察されています。
今日は産まれて間もないカミナリイカの子供を見つけました。
体色を砂色に変えて懸命に擬態していましたよ。
このくらい小さなイカだと大きな生物がきてもジッとしてやり過ごそうとするので写真には簡単におさめる事が出来ます。
問題は、、、なかなか見つからない事ですね。
多分たくさんいるので頑張って探しましょう。
引き続きハナタツ・サンゴタツ・ベニカエルアンコウの人気どころは確認できました。
ただ、、、スナビクニンの姿が見当たりません。
何度かこんな事があったので明日ひょっこり現れるかもしれませんね。
引き続き捜索を続けます。
他にはアカエイ・トビエイ等の大型エイの仲間やオキナワベニハゼ・ハナハゼ等のハゼ仲間。
ジョーフィッシュも定位置で確認されています。
6月に入っていよいよサッカーワールドカップ月間ですね~。
ついついテレビの前で観戦しちゃいますが、水中生物界の「本田圭祐」に会いに来る
のもいいかもしれません。
僕だけでしょうか?
「本田圭祐」とタツノイトコが似ているって思うのは。。。
頑張れニッポン!セットプレーからの一発!期待してます!
by・たけ