虹のむこうがわ  ~安曇野ペンションあるかすblog~

「あるかす」とはラテン語で虹(arcus)&ギリャ神話の星座(arcas) ~店の裏側もこっそり綴ります~ 

確定申告で考える

2011-03-01 22:20:28 | インポート
昨夜、意気揚々と全部退治したはずの般若湯。寝ている間に油断したか、今朝気付いた時には、返り討ちに遭っていました。(沈。。。)
昨日の確定申告、というか、所得税と住民税。合わせ技で数年前から非常に巧く増税側にシフトしています。税源移譲で「2税合わせて負担は変わらない」触れ込みでしたが、実際はそうではない。さすが、国のやることは違う!特に高齢者の皆さん。年金の、確実に取れるところから取るつもりなのか、長寿で高齢化率が高くなり、必然的にそこから取るしかないのか、50万あった老年者控除の廃止や、年金収入を所得に直す算式の改正。特に後者は分かりにくい。前年と収入は変わらないのに、計算上所得が増えてしまうので、税額も増える。だまし打ち?私は高齢者でなくて良かった。と思ったら、オーナーはまさしく高齢者でした。これで、国税の所得税も、地方税の住民税も国保税も増えます。定率控除も無くなりました。ついでに、時々ネットの掲示板等で目にする「○○市は住民税が高い」という書込み。ほぼ100%誤りで、どこも税率は同じはず。都道府県単位で「森林税」等が加算される場合はありますけど。それから、消費税も、事業者の免税点が3000万だったのが、ある年から1000万に落とされました。これは、益税という考え方もあるので、一律5%の税率を考え直すと同時に、いっそ免税点を廃止した方が公平と思います。消費税が賦課されているかどうか、総額表示になって余計分かりにくくなったと思ってます。逆に、税ではありませんが、良い制度と思うのが中退共と小規模企業共済。中小企業、個人事業の数少ない節税のタネです。上手く使えば強い味方。
連日、報道されない日はない子ども手当。うちも恩恵を受けていますが、これも所得控除に関係ありです。あちらを立てればこちらが立たず。。。さすが、国のやることは違う!という解決を示してほしいものです。(期待薄っ!!!)
さて、これから般若湯で敗者復活戦。だまし打ちしてやるっ?(ニジ・マスオ)
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 確定申告 | トップ | 今月の予定 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

インポート」カテゴリの最新記事