癒しのカピバラ日記

各駅停車でぼちぼちいこう

トルコ 2  ~カッパドキア~

2010-12-17 | 旅行

         ガッタンゴットン途中いくつかの駅に止まり

  発車の時の連結器のガッシャーンという音に目が覚めながらも 

     約9時間半の列車の旅、朝食は食堂車でとりました

     薄切りのボロニア風のハムやきゅうり・トマトがのったトルコ風のスタイル

  美味しい紅茶を飲みながら車窓から朝焼けの景色を眺める

     なんて優雅なひと時 よく揺れるけどネ~ 朝8時頃アンカラに到着 

  アンカラの町をバスの中から観光して次に目指すは カッパドキア

    バスに揺られ約4時間 奇岩の景勝地カッパドキアに到着で~す

    カッパドキアは首都アンカラを中心とする中央アナトリアの地方名称

    南北50㎞にもおよび、小さな村や見どころが点在

    昔火山の噴火によって堆積した溶岩や火山灰が、長い年月の間に浸食されて

    自然に形づくられた奇岩群は圧巻です

 

 

 

   ギョレメの谷のトルコアイス屋さん  よくのび~るアイスパフォーマンス 

 

 

 まだ浸食の浅い奇岩群・・・・風雨などによって少しずつ、もろい部分が雨などにより

 削られて変形していく・・・きのこのような形の奇岩もあるけど長い年月の間には

 あたまがポロっととれてしまって三角の岩になってしまうらしい・・・・

 

  

 

 岩の間で密やかにキリスト教の文化が育まれる。古代ローマ時代キリスト教徒が岩を

     掘って住み始め、岩の中に数多くの洞窟教会を造って信仰を守り続けた

 約30の教会が集まるギョレメの谷を博物館として公開している

     リンゴの教会・蛇の教会・ 闇の教会など名前もユニーク  

 

             ギョレメの谷を高台から望む

 

 

巨大な地下都市カイマルクに向かう道には沢山のお店、日本語で話しかけてくる 

 まるでアリの巣のように地下にのびる巨大な地下都市・・地下8階の深さがあり

 それぞれ家族ごとの部屋まである。共同の台所や倉庫(ワインなどの保存用)

 そこではパンも作っていたらしい

 大きな石には料理ですりつぶす為のへこみが残っていて空気がぬけるように

 通気口まで作ってあった。 迷路のようで一人では迷子になりそう 

 イスラム教徒の迫害からのがれてキリスト教徒は地下へと身を隠した

 教会まで造られ約15000人が生活できたと推定されている

      

                        侵入者を防ぐための丸い石の扉

    

   しゃがまないと通れないほどの通路もある   

    

 保存物をいれたツボを置いたへこみや煮炊きした窯跡

 そしてその日泊まった洞窟ホテル ウチヒサール カヤホテル

 

 

      

        次の日は朝4時に出発 まだ外は真っ暗 

  カイセリ空港6時55分発に乗ってイスタンブールへ

   広い広いカッパドキア、半日ぐらいの観光ではまわりきれな~い 

 ギョレメ野外博物館、奇岩に囲まれた町ユルギュップ、スターウォーズの

 撮影現場にもなった人気ピクニックコースのウフラーラ渓谷

 奇観のキノコ岩がたくさん見られるゼルベ野外博物館など

 まだまだ行きたかった所が残っているのに・・・ 

「ア~ここにもう一泊したかったー」ギョレメの谷に向かって叫びた~い

      そんな思いで  に乗った私でした