JAZZ PIANO で行こう

ヤノテルの音楽ブログです。ジャズピアノの研究・指導・作曲・ライブをしています。音楽が人生の喜びです。

初めての調律終わりました

2015年11月13日 | ジャズピアノ教室

ついに調律師さんが来てくれて、

3時間強の時間をかけて調律してくれました。

以前はベーゼンドルファーの日本支社で調律をされていたそうで、

ベーゼンのことも詳しいし、ピアノから音が立体的に立ち上がるように

調整しているとおっしゃっていました。

音が立ち上がるといのは、武満徹さんがいっていましたが、

ピアノによっては音がぺちゃっとした平板な音しかでない

ものがありますが、そういうピアノで何を弾いても

インスピレーションが湧いてこないものです。

そういう立体的な音が出るように、これは無理なお願いかもしれないけど、

ベーゼンドルファーみたいな音が出るようにしてほしいと、

お願いしたら、それに近づけるように調整します。

実際、YAMAHAの浜松工場から出荷された状態では、7割

あとの3割は調律師が仕上げるものなんです、と言われました。

だから、僕は時間をかけます。

今日はこのピアノに魂を入れますと言って、午前11時から午後3時半まで休憩も取らず

ノンストップで調律されたのには感心しました。

うちの家内のアップライトの調律を1時間位音合せしかしない

調律とは偉い違うなと感心しました。

調律の結果ですか?

それは本当に見違えるほどに変化しました。

ピアノが喜んでいる、そんな音がします。

これから、このピアノをしっかり育てていってください。

そう言われて、調律師さんは爽やかに笑顔で帰られました。

プロの仕事だなって思いました。

 

 


最新の画像もっと見る

コメントを投稿