JAZZ PIANO で行こう

ヤノテルの音楽ブログです。ジャズピアノの研究・指導・作曲・ライブをしています。音楽が人生の喜びです。

今取り組んでいる曲

2017年09月18日 | ジャズ・スタンダードを弾こう

自分の課題として、ハイペースで

スタンダードの曲を増やしています。

とにかく、心にひかかったカッコイイ曲なら

なんでも食指を伸ばしています。

 いまのところ、スタンダードをすべて頭にいれて

弾くなんてことはまだまだできません。

譜面を見ながら弾きますが、最初は見ながら弾いたほうが、

アドリブにしてもしっかりとした展開ができます。

 

完全に楽譜の情報が頭に入るまではとにかく

手が馴染むまで繰り返し弾くのが一番です。

 

ここ2,3ヶ月で練習し始めた曲

1. Waltz for debby

2. MIsty

3. In love in vain

4. So tender これはキース・ジャレット作曲

5. Moon and sand 

6. Airegin

7. Lalaby of birdland

8. I fall in love too easily

9. The old country

10. Granada blue オリジナル曲

11. あの夏へ ジャズ調

12. too young to go steady

13. Stella by starlight

14. With a song in my heart

15. It never entered my mind

16. Our love is here to stay 

17. The way you look tonight

18. Falling in love with love

19. It could happen to you

20. I'll close my eyes

21. Old country

 

ま、こんなものです。

どんなテンポで弾くといいのかは、

その曲調にもよるし、

やはりアドリブをするにしろ

コードの流れ、転調の行方も

追っていく必要があるので、

やはり慣れが必要です。

 

最近キース・ジャレットにはまっていて、

彼のスタイルと右手の自由奔放なアドリブに影響されています。

とはいっても、あえて右手のコピーはしません。

コピーは勉強にはなりますが、一生コピーを乗り越えられません。

とにかく練習の中で、自分のオリジナルな世界に

引き込んでいく必要があります。

アドリブの何がオリジナルなのかというと、

その時の感興で自由自在にフレーズを作り出せることでしょう。

 

またアドリブに入ったら、アドリブそのものに自分のストーリーを

作りながら演奏を楽しむことです。

ピアニストに限らず、アドリブが成功するかどうか

それは、自分のアドリブ演奏を楽しめるかどうかです。

 

 

チックコリア同様、キースのアドリブには、

インスピレーションを感じます。

 

多くの日本女性のジャズピアノを聞いていて、

残念なことに、聴いていても心躍りません。

あまりにアクロバティックで

器械体操を見るような完全無比なパッセージを弾きますが、

心に入ってこないのです。

 

音楽には叙情性が必要だと私は信じて疑いませんので、

超アップテンポのバップピアノに音楽としての魅力を感じません。

マシンガンのように打ちっぱなしの音楽は勝手にやってください。

とそんな気持ちです。

 

もちろん、音楽なんて趣味の問題なので、パップでなくちゃジャズじゃない

と言われる御仁もいらっしゃるので、バップのエネルギーのすごさは

認めます。

リスナーは自分の好きなモノを聞けばいいのですから、それはそれで文句は

なにもございません。

 

しかしプレイヤーである自分は自分の音楽を追求していきたいので、

速いパッセージの音楽であってもそこに音楽の叙情性を失わないことが

大切だと思っています。

 

キースの音楽のすごいところは

その叙情性がふんだんに感じられるところです。

彼の右手のアドリブの自由奔放さに憧れます。

左手の和音は極力小さく弾いて、

あくまで右手を自由にさせてやります。

右手のアドリブ旋律だけで十二分に音楽として

楽しめます。

 

キースに惹かれているのは、最近 

アルバムのStandards vol.1 vol.2 を買ってからです。

気に入ったスタンダード曲をぼくがピックアップして、

あれやろうこれやろうと、ベースの的場さんに

提案しています。

 

ベースと合わせるようになって、より音楽の質が

向上したように思います。

ピアノソロの世界もこれから推し進めていきますが、

スタンダードを叙情性たっぷりに展開することが、

今後のぼくの目標です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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