JAZZ PIANO で行こう

ヤノテルの音楽ブログです。ジャズピアノの研究・指導・作曲・ライブをしています。音楽が人生の喜びです。

ピアノの何をどう教えるべきか

2015年04月29日 | ピアノ

その後、自分の貯金をすべて叩いて

オーディオセットを組んで購入しました。

それからはジャズだけでなくクラシックのピアニストの

レコードも買って毎日聴いていました。

まさに音楽の幸せの渦の中にいました。

和歌山に来るプロの演奏家はピアニストだけでなく

打楽器奏者やナベサダや菊池さんなんかも

よく聴きに行きました。当時は新聞配達のバイトをしていたので

ピアノのレッスン代やコンサート代は自分で稼いだバイト代から

捻出していました。

独学でジャズを勉強していてもどうしても

当時はコード進行とアドリブの関係が

理解できていなかったし、また音符さえも

しっかり読めていなかったので、クラシックピアノの先生について

バイエルからブルグミュラー、ソナチネ、インベンション、ソナタの最初まで2年ほどで進みました

それでようやく指が思うように動くようになってきて

楽典なども勉強しだすと面白くて

夢中になっていきました。

音大に進むなんてことは全く考えもしなかったので、

とにかく当時はただ自分の興味の赴くまま

その面白さにはまっていきました。

その時勉強していたクラシックピアノのメソッドはとてもいまでも

役に立っています。

だからこそ、小さな子供たちにはそのオーソドックスな

スタイルは大切に教えたいと思います。

また高校生以上でジャズピアノをやりたい人には

理論的な裏付けも大切ですが、楽しんでプレイすることを

教えたいです。楽しむためには理論的にも技術的にも

その裏付けが大切です。

ビル・エヴァンスの演奏を見ると

あるメロディーに対してどのような

コード付をするかでアドリブが変化しています。

バッキングのコードの流れでアドリブが変わります。

その辺りのことが理解できてしっかり練習を積めば、

アドリブが出来るようになります。

 

 

 

 

 


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