今日は秋晴れで、朝早く起きてまずは質問された高校の数学の問題を解いて、
それから、朝食。天気が良かったので、自転車でピアノ教室に行きました。
そこでちょっと手慣らしをして、昼食。その後会場に自転車で向かいます。
ピアニストって大した荷物もないので、自転車で十分なのです。
今日のベーゼンドルファーは音のつぶが揃っていて、素晴らしい音を出していました。
このベーゼンドルファーはYAMAHA に買収される前のものですから、
やはりいい音しています。
今日はとびきり反応が良かったです。
自分の思い通りのタッチが出ます。その変幻自在なタッチ感はこれは
なんと言ったら良いか、思ったとおりに反応してくれる最高級車に乗ってる感じですね。
とてもよい気分がイイのです。人馬一体といいますか、そんな感じです。
よくないピアノというのは音もタッチ感もぺたぺたしていて
自分の音楽が作れません。
しかし、このベーゼン嬢はとても反応がいいので、
まるで手がムチのようにしなる感じというか
弾いていて、自分の手先がとにかく勝手に動き出す感じです。
そういう反応ですから、音も実にいろいろに変化して反応してくれます。
良いピアノというのはそこまでの人間の働きかけに反応してくれます。
それだけでも、ここに来てピアノライブをする価値があるというものです。
世の中にこんな素晴らしい物があるんだ。
実にこのピアノについた値段は嘘をつかないのです。
今日も演奏後、オリジナルがよかった。といつも常連で来ていただく方からは
有難いお言葉。
ピアノの蓋を閉めたりしているとまた来られて
CDはまだですか。
オリジナルが好きなので、
出たら必ず買いますから。
と言われました。
そう言われて悪い気はしません。
何枚売れるかわかりませんが、
オリジナル曲目もだいぶ増えたので、
オリジナルだけのちゃんとしたCDを作りたいと
思いました。
ネットで見ても最近は500枚単位から作れるようです。
オリジナルの曲はソロピアノバージョンと
メロディーをUTAUに歌わせて、
いわゆるアニソンのようなCDも作りたいと思っています。
これはぜひ来年の目標にしたいです。(宣言しておきます)
そんなことをつらつら考えながらピアノ教室に帰って
ピアノに向かいながら今日の演奏のまずかったところを
おさらいします。それはそこそこに・・・。
おさらいより、チック・コリアのSPAINを結構練習しています。
この曲は何度弾いても飽きない名曲ですね。
ジャズを勉強する上でも中級以上の人にはもってこいですね。
この曲は3つのテーマで構成されています。
最初のRubatoなゆったりした旋律。次にユニゾンの明確なテーマ部分と
いわゆるチック・コリア独特のスペイン風の
モーダルなアドリブ旋律をつくる部分です。
緊張感を出すにはいわゆるコンデミの音階を使います。
アドリブもうまく弾けて、その3つの部分がなめらかに繋げられたらいっちょ上がりです。
実は反省会といっても、終わってしまった演奏について深い反省はしないのです。
たしかにあそこはまずかったなというのはいくつかありますが、
気にしません。
次の演奏のときにそこを乗り越えられるように
日頃鍛えるだけです。
ぼくはそういうところはあっさりしています。
まぁ、ソロピアノなので、迷惑は自分だけなので、
そう言えるわけですが・・・
大学のけいおん時代はトリオを組んでいたので、
ま、いろいろありましたが、あやしい曲目はとにかく
いやというほど練習していましたね。
いまでもそれは一緒です。練習、練習、練習しかありません。
音楽ってきりがないのです。
妥協はしたくないので、とにかくうまく弾けるまではとことんやります。
これは楽器をされている方はみなさん一緒だと思います。
ということで、反省会として3時間ほどピアノを弾いて今日はおしまい。
今日一日で5,6時間はピアノを弾きましたね。
ほんと幸せ者です。
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