JAZZ PIANO で行こう

ヤノテルの音楽ブログです。ジャズピアノの研究・指導・作曲・ライブをしています。音楽が人生の喜びです。

HOHNER VS SUZUKI

2012年02月14日 | クロマチックハーモニカ

今日もmellow tone のメンテナンスにかなりの時間をかけてしまいました。

mellow tone のリードプレートを特価で購入できるところを見つけたので、

そこで1セット調達することにしました。

mellow tone の木製ボディーは梨の木でできているそうですが、

すかすかです。軽いのはいいですが、素材として華奢すぎます。

どうもこの木部も損傷すると音が変わるようです。本当にデリケートな

作りです。

mellow tone は1台は動いていますが、もう一台はまだ

おかしいです。で、今日は何度もリードプレートをつけては

音を出し、音が下がっているリードを触ったり、

リードの一はコンマ1動かすと、音が出なくなったりで

神経消耗してしまいました。練習したいのにこんなことしてられんというのが、

正直な気持ちです。クリーニングは必要ですが、

それ以上のメンテナンスの時間は音楽を作ることに

かけたいのです。

 

少々無理な風量でも耐える素材でできていて、

それでも修理が必要ならば、日本の会社ですから、そこに

送ればすぐにメンテしてくれる安心感がほしいのです。

 

SUZUKI のハーモニカは一番安いSCX-48 と

グレゴアモデルを購入します。

特にグレゴアモデルのリードの合金ですが、りん青銅

出できています。

三菱電機メテックスという会社のホームページで

 

合金について語られているので、

 

  三菱電機のりん青銅は、Sn3~9%、Cu91~97%の組成に、脱酸剤として、P0.03~0.35%添加した合金です。
これらの組成内では、Snの含有量が多くなるほど強度、ばね特性は向上し、逆に少なくなるほど導電性の優れた合金となります。
  りん青銅は、優れた強度とばね特性から電気機器用材料として用いられ、また耐応力腐食割れに優れることにより、信頼性の高いばね材料として広く用いられています。
当社のりん青銅は、多年の研究と実績を基に、連続鋳造スラブに焼鈍、加工を繰り返し与え、最終的に板・条は精密6段、20段圧延機、線は逆張力伸線機により仕上げられ、その極めて安定した品質は高く評価されております。

 

  製品の特徴

ばね用りん青銅板(条)
優れた強度、耐食性、更に各種りん青銅の中で最も優れたばね特性、加工性より、高性能な電気機器用精密板ばね、接点ばね、ボリウム摺動子、ジャックなどに用いられます。
りん青銅板(条)
電気機器用ばね、コネクタ、ボリウム摺動子、ICリードフレーム、ベロー、ダイヤフラムなどのばね材や深絞りするものに用いられます。なお、C5111は、ばね性はやや劣りますが特に導電性の必要な用途に向いております。

 

りん青銅は 工業用として、バネとして大変強度があるので、

素材としての選択肢は間違いないでしょ。やはり日本の技術者の

金属のレベルはおそらく世界のトップでしょう。それを信じて

日本企業であるSUZUKIを応援するという意味でも

今回、新しいSUZUKI のハーモニカを注文することにしました。

 

 

 

 

 

 

 


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