jazz pianoを始めたいと思った人が、
一番最初にまずはコードブックや
コード表の入ったものを購入すると
思います。
確かにコードってすごく
機能的にできています。
でも、コードばかりに
気を取られていては
アドリブがちっとも
うまくなりません。
曲の流れはコードを見れば
わかります。
コードを間違って弾いてしまうと、
そこで、音楽の流れが
完全に崩れてしまいます。
曲の進行は
トニック、サブドミナント、ドミナント
という大きなうねりの中で変化していきますので、
ドミナント・モーション
(これはドミナントからトニックに移る
おおきな調性的動きのことですが、)
これさえ掴んでおけば、
あとはコード進行の中でどのような
音階が使われているか把握すれば、
アドリブはできるわけです。
もちろん、アドリブのパッセージには
ジャズの癖というものがあって、
歯切れのよいパッセージが
弾けるかどうかが、ジャズピアノの
醍醐味なのです。
次回はあの有名な 「枯れ葉」
を引用しながら、アドリブの具体例に
入っていきます。
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