いわゆるキース・ジャレットのだみ声は雑音すぎて
いただけませんが、ちゃんと右手のフレーズに合わせて声が
ついてくれば、それなりにコードに合った?フレーズが出てくるものです。
慣れない間は確かになかなかまともなフレーズは出てきません。
ましてや日頃ジャズの曲を歌わない人に、
いきなりアドリブフレーズを歌ってそれにそって
右手も合わして音を出しなさいは無茶かもしれません。
確かに初心者には、酷なことだとはわかってはいますが、
そうでもしないと、なかなかフレーズが出てこないものなのです。
私はどうしているかというと、日頃は自分でハミングしたり
声に出すというのは好きな方です。ただ、
演奏しながら、声をだすのはどうかなと思います。
演奏は演奏でピアノの音に集中するので、
練習中でもライブでも声は全く出しません。
ただ、昨日生徒さんの前で声を出しながら、
それを右手フレーズでユニゾンすると、
けっこう楽しいということがわかりました。
声質や歌の巧さはその人の個性だと思います。
ピアノという楽器において歌ゴゴロを
表現するためにも声を出しながら
アドリブフレーズをユニゾンするというのは
良い練習だと思います。
実は、私は高校生の頃、声楽の先生について
イタリア歌曲を勉強していました。
矢野くんは声がいいから声楽やりなさい言われて、
なんとなく声楽を始めましたが、
途中でやめました。
その頃練習していた曲は今でも覚えていて、
何曲か今でもイタリア語の歌詞は覚えています。
小学生の頃には、少年少女合唱団に入って
3年ほど活動していたのが、僕の音楽の
始まりなので、歌を歌うというのは
基本的に大好きなのです。
レッスンの最後に生徒さんから、
今度のライブで、
先生歌われたらいいのに、
先生の歌聴きたいです。
絶対いいと思います。
なんて言われてしまいました。
なんか、本来の目的とは違う方向に
いっちゃいました。(笑)
そこで、歌える歌といえば、
When I fall in love with you
かなと思い、歌詞を入れて
楽譜を作りました。
まずはこの曲から始めますか・・・。
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