JAZZ PIANO で行こう

ヤノテルの音楽ブログです。ジャズピアノの研究・指導・作曲・ライブをしています。音楽が人生の喜びです。

今日は父の世話をしました

2012年04月21日 | 日々感じること

父は昔は長男の自分をかなりかわいがってくれましたから、おあいこです。

今日はなかなか口を開けてくれなくて、往生しました。

説明すると「そうか、そうか」といってくれるのですが、

なかなか言うことを聞いてくれませんでした。

父は海軍兵学校のある江田島で終戦を迎え、そのあと

京都大学に進み、ノーベル賞をとった福井先生についていたそうです。

たしかに書庫にはいっぱいの本があって、その影響でぼくも

小学校の頃から、父の書庫からボーボワールなんか出して

読んでいました。英語を小学校の頃から自分で勉強を始めたのですが、

それも父の書庫から松本亨先生の本を読んだ影響です。

英語が読めないのに大人の聞く「英語会話」を始めたのです。

これが良かったんだな。今英語ができるのは

そのおかげです。結局、おやじの書庫っていうのは宝物みたいなもんなんですね。

英語は英語で考えろ というタイトルですが、よい出会いを与えてくれました。

父は、60代の頃は物理でも化学でもバリバリと解いてくれました。

ヘルパーさんが、父のことをとても気に入ってくれて

とても紳士ですよ、お父さんは。といってくれると本当に

うれしいです。まだまだ良い所がたくさん残っているのです。

認知症という病気は本当に怖い病気ですが、上手に付きあうことが

大切です。また接する方も心の余裕が絶対必要です。

あすはわが身、人に好かれるお年寄りになれるよう

精進しなくちゃね。

 

 

 

 

 


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2 コメント

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大変だったのですね (風雅)
2012-04-22 17:08:31
自宅で看病というのは一言では語り尽くせないほど大変だったと思います。いまは介護認定を受け、認定の度合いによっていろんなサービスが受けれるようになりました。本当にありがたい制度です。本当に人間の尊厳やまた生き方をどうするのか、考えされられることがたくさんあり、自分の生き方にも大きく影響しています。
 音楽に取り組んでいるのも、その影響があることは間違い無いです。
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教えられますね (ヒロシマの爺婆)
2012-04-22 10:55:02
ご苦労様です。皆様通られる決められた道ですね。私は父を知りませんが、義父と格闘をしていました。頑固な菓子職人で良く逃げ出さなかったと家内が感謝してくれます。悔いの残らないように自宅で看病するように言いました。短い間でしたが、その間色々勉強をさせて頂き感謝しました。どうかご自分のお身体にはご自愛下さい。今日も素敵な1日を♪
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