JAZZ PIANO で行こう

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バッハ インベンション 13番の分析

2010年09月17日 | 音楽雑感
前回は前半のコード進行を書いたので、
今日は後半部分のコード進行も書いておきましょう。
(違っていたら、誰か指摘してね。)
コード進行を書いていたら、曲の全体的な流れも
見えてきたので、書いておきます。

後半は 減3度、減5度を多用して緊張感を出しています。
さらにこの緊張の度合いを増すかのように旋律は下に下に下がって
いきます。そして同じ旋律パタンを繰り返していきます。この繰り返し
は音楽をつくる上では最も有効です。

誰でも何度も繰り返されると弱いものです。


これはバッハが意図して旋律をそのようにつくったのでしょう。
フーガ形式において、いかにそのモチーフを次につなげていくか
ということの良い見本だと思います。


|Cdim/E " C#dim "  | Dm Fdim Bdim G |
|C Am F#dim/A "  | Bdim G#dim G#dim Em |
|Am  E7 Am E7 | Am  D7 F#dim D#dim |
|E7 G C Adim/E E7 | Am C  Adim Cdim |
|E7  "  Am E7   | F#dim E7 C " |
|E7  E7 E7/G#  Bdim/D | Fdim   E7  Am Am|

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