JAZZ PIANO で行こう

ヤノテルの音楽ブログです。ジャズピアノの研究・指導・作曲・ライブをしています。音楽が人生の喜びです。

今日で仕事はおわり、お休みに入りますが・・・

2012年08月11日 | 音楽雑感

休み中に誰もいなくなった実家の庭の木々の伐採、父母のところにも

いかなくてはいけません。

休みといっても、練習に明け暮れるわけにはいきませんが、

ライブをする限り気に入ったものをやりたいので、とにかく練習します。

やりたい曲があるので、Toots さんのコピーも引き続きやっていきます。

新しく届いたsuperior drummer のインストール DVD 5枚 ROOTS も各5枚の

DVD  合わせて15枚のDVDのインストール。おそらく5時間はかかるでしょうね。

それは恐ろしいほど忍耐のいる仕事ですね。村上春樹さんの本 

「意味がなければスイングはない」を読みながらインストールしようと思っとります。

実はこの本の中に スタン・ゲッツが入っています。

けっこうスタン・ゲッツについて詳しく書かれていますよ。

スタン・ゲッツのことを知れば知るほど、彼は天才だけれども、天才ゆえの

底なしの不安と錯綜ととも常に隣り合わせです。それはあたかも

フランスの詩人、アルチュール・ランボーを彷彿とさせますね。

ランボーも天才詩人です。彼の詩を原文で一つだけ今でも

暗記しております。

C'est un trou de verdure ou chant une reviere ~始まる一節ですが、

映画的手法の出だしです。十代ですでに至高の芸術に到達できる

まるでスタン・ゲッツじゃないですか。彼も15歳から楽譜も読めないのに

たまたま手にとったサックスを自由に吹ききってしまい、すぐにプロプレイヤとして

雇われます。そのあとは麻薬漬け。日本にも来たそうですが、麻薬ができないので、

腑抜けた演奏だったそうです。村上春樹さんが実際その演奏を聞いているそうです。

僕は16の時にたまたまバド・パウエルの演奏を聴いて これだと思い、

ピアノを独学から始めて、どうしたらバド・パウエルのように弾けるのか

と悩んでいました。田舎にはジャズピアノなんて教えてもらえるような人はいませんからね。

結局 レコードを掛ける機械がないのに大阪でgenius of Bud Powell のレコードを

買って、聞けないので、壁にかけて憧れの君状態でしたからね。

小学生の頃は、シャーロック・ホームズにも憧れてあんなパイプを咥えて謎を解決してみたいなと憧れたことはありましたが、それよりはずっと憧れ度は強かったですね。

ジャズに対する思い入れはものすごく強いですね。ピアノを弾けないのに

ジャズぴを始めるって、単なるお馬鹿ですね。でも2年間で、軽音のジャズトリオの

ピアノやってましたね。ハンプトン・ホーズとかオスカーピーターソンをコピーして

いましたからね。でも日曜日は12時間くらい練習しましたね。暗い部屋で一人で

軽音楽部のピアノをただひたすら弾きましたね。楽しかったですね。ある意味ピアノ馬鹿ですね。

 

今日から ジャイアント・ステップス のピアノを練習始めました。

ハーモニカでは難しすぎますし、多分何吹いているかわからなくなると思うので、

当分ピアノだけにしときます。ハーモニカはきまったフレーズをしっかり吹けるようになるのが

当分の目標です。

”east coast west coast"

にジャイアント・ステップスが入っているようなので、

このCD買って勉強しよっと。

 

 

 

 

 

 

 


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