JAZZ PIANO で行こう

ヤノテルの音楽ブログです。ジャズピアノの研究・指導・作曲・ライブをしています。音楽が人生の喜びです。

スズキ SUB30 の魅力

2013年08月27日 | クロマチックハーモニカ

まず、このSUB30というのは、クロマチックハーモニカと違って音を自分で作り出していく面白さが

あります。またうまくベンドする音をコントロールすれば、#や♭を自由自在に

作れるので、それが魅力です。ちょっと必死に取り組まないと、なかなか音をコントロール出来ないところが

面白いですね。ピアノは猫でも叩けば音が出る。またはハーモニカも赤ちゃんが吹いても

音が出る、そのとおりです。

しかしどちらの楽器もそんな甘いモノではありません。ピアノも人を選びます。

特にベーゼンなんかは速いパッセージは(特にピアニッシモでは)

実にコントロールが利いていないと良いフレーズになりません。

音楽はフレーズの自然さが命です。

話はハーモニカに戻しますが、10ホールズ奏者の演奏で聴いていて「なんだかな~」

と思うことがよくあります。

とにかく永遠とブルースフレーズの3パタンぐらいでただ吹きまくっている

というのはいただけません。くどい、聴いていて飽きてくるような演奏は

やっぱりいただけません。しかしSUB30は豪放磊落な10ホールズの

勢いもあるし、さらに繊細にフレージング出来るフレキシビリティーを持っている。

吹いていてそう思いました。さらにこのハーモニカは

クロマチックハーモニカにはない魅力を引き出すことができるわけで

SUB30の懐はかなり深いと思いました。

音的には特に中高音はよく響きますからね。ベーゼンドルファーピアノも中高音は実に

良き響きます。

ただ、私が未熟なもんだから、まだ下のGを全音フラットさせるまでできていません。

さらに全音+半音迄下げるなんて今のところとてもできません。

これは研鑽と慣れでしょうね。

ちなみに、英語版ですが、音の変化の秘密を書いているページが有りましたので、

貼っておきます。

The Secret of the Ten Extra Reeds

A normal 10 hole harp has 20 reeds: two reeds in each hole (one blow & one draw). The 30 reed SUB30 UltraBend harp has an extra Sympathetic Reed in each hole, one tone below the pitch of the lowest note. This reed is normally passive. It only becomes active when the player wants to bend the low note in each hole. (1-6 low & 7-10 draw).

On a normal C harp in hole 4, you can get a bent note C# between C and D, but you cannot bend the C note. To bend C, you need a reed lower then C. That is the 3rd Sympathetic Reed of the SUB30 UltraBend! In hole 4, this reed is tuned down to a Bb. That means you can now bend the C down to B! The same applies throughout the range. Every single low note in each hole can now be bent down a semitone! It is these 10 extra Sympathetic Reeds which allow you to play fully Chromatically by bending technique alone.

 

 


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