投資家の目線

投資家の目線186(アメリカの製造業)

 新年初の更新です。
 本当にアメリカの製造業は弱いのだろうか?民間航空機や軍事技術、薬品などは日本企業より米国企業が優勢な分野だ。自動車の関してもブラジルなどで普及しているフレックス車ではビッグ3の方が一日の長がある。ブッシュ政権は環境対策としてバイオエタノールを推奨していた。もしアメリカでバイオエタノールが自動車燃料のデファクトスタンダードとなっていたら、日本車の優位性は限定されたものになっていた可能性もあろう。そして、規則の問題は工場労働者だけではいくらがんばっても解決できない。

 新興国でも工業化が進展しており、先進国にキャッチアップする速度は速い。安易に「日本の製造業は強い」、「日本はモノづくりに優れている」と思い込むことは危険なことだと思う。
----------------------------------------------------------------------
・昨年12月29日の読売新聞の社説に「不況とスポーツ 競技力の低下が懸念される」とあった。主にモータースポーツやアイスホッケーからの企業の撤退について書かれていたが、WBCからの一部スポンサー撤退が報道されている折、プロ野球など読売グループに関わるスポーツにもお金が回らなくなるのが真の懸念材料なのだろう。

名前:
コメント:

※文字化け等の原因になりますので顔文字の投稿はお控えください。

コメント利用規約に同意の上コメント投稿を行ってください。

 

  • Xでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最近の「ノンジャンル」カテゴリーもっと見る

最近の記事
バックナンバー
人気記事