2月12日の日経MJに、「郊外団地を改修、イケア、URと、モデルルーム開設、横浜で。」という記事があった(同日の日経産業新聞では「UR神奈川、改修団地にイケア家具、若い夫婦呼び込む。」)。この記事によると、「団地内の賃貸住宅を改修したうえでイケアの家具を置いたモデルルームを開設する」とのことである。以前ある番組(JETRO・GLOBAL・EYE だったと思うが)で、イケアがモスクワ(ロシア)の団地の部屋のサイズそのままに、同社製品でコーディネートして展示していたのを見たことがある。URのケースもそれと同じやり方だろう。団地は各部屋のサイズが統一されているので、同記事のような手法がとれる。 開業間もない頃に船橋のイケアに行ったとき、部屋をイメージしてトータルで商品が展示されていて感心したことがある。この手法が日本に合うかどうかわからないが、日本の家具会社やホームセンターではあまり見られない(皆無ではないが)手法である。