投資家の目線

投資家の目線176(株券の電子化迫る)

 来年初に、株券が電子化される予定だ。株券を預かって金庫に入れる入庫(その後保管振替機構に預けることになるだろう)の期限も迫っている。有価証券を入庫するとき、証券会社のバックオフィスでは枚数を数えた後、それをマイクロフィルムに撮影するなどの作業がある。このように、マンパワーやマイクロフィルムの撮影機の数が制約条件になっているため、期限間近に大量入庫されても作業が間に合わない可能性がある。証券会社だけでなく発行会社の指定する金融機関などに特別口座を開設にする方法もあるが、現場の作業内容はそんなに変わらないと思われる。
 現在、株券の本券を所有している方々は早めの対応で協力してあげて下さい。
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・10月21日、新銀行東京の検査結果が通知された。他紙はそれほどでもないが、日本経済新聞は来春には今年3月の増資分の一部を棄損する可能性があることを伝えている(2008/10/22朝刊)。同紙ではそれ以降、地方面は毎日のように話題になっている。日本の金融機関は相対的に安全といわれてきたが、大和生命の件といい、綻びも見えてきた。
・今週土曜日は、ナビスコカップの決勝戦だ。大分の初タイトルはなるのか?
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