数週間前のNHK日曜討論で石破自民党政調会長が、日本製品は新興国の人々にとって高級品という趣旨の発言をされていた。しかし、日本の工業製品は高級品足り得るのだろうか?例えば、高級車といえばロールスロイスやスポーツカーのフェラーリを思い浮かべる。新興国の方が貧富の差が大きそうだから、富裕層ならばそれらでも買えるだろう。ブランド力から言えば日本車は高級品ではなく、アッパークラス向けの製品と考えるべきではないだろうか。しかし、それならば欧州車や韓国車とも競合する分野だと思う。
日本製品でも、次のJETROの番組に出て来る、一本30万円以上する輪島塗の蒔絵のステッキなどは高級品と呼べるだろう。しかし、それは多くの雇用を生み出す産業とはならないのが欠点である。
特集 輪島塗 パリへ ‐日本の美と技を売れ!‐ (2007年09月22日) JETRO GLOBAL EYE
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