あぁ,シンクロニシティ

2011年01月31日 15時47分37秒 | Weblog
ここ10年近くに渡って興味を持ち続けていることが
「シンクロニシティ」
です。

これは,簡単に言えば「虫の知らせ」のようなもの,
と言ったらわかりやすいかな?
意味のある偶然のことで,心理学の世界では「共時性」と
訳されるようだ。

日常の簡単なことで言えば・・・
・「あの人,どうしてるかな。」と思っていた相手から
 電話がかかってきた。
・「今度,あそこへ旅行へ行ってみたいな。」と思っていたら,
 タイムリーにテレビでその場所の特集をやっていた。
などの例で言えば,どなたも,
「あるあるー!」
と,思い当たるフシがあるでしょう?

このシンクロニシティも,やみくもに起こるというものではなくて,
・精神的に波がない時
・身の回りをきれいにしている時
などに起こりやすいようで,起こる人には面白いように起こるらしい。

ある本に,自分がシンクロニシティが起こった,と感じることがあれば,
そのことをメモして残しておくとよい,と書いてあった。
そうすることによって,自分がシンクロニシティを起こしやすい時の状況と
そうでない時の状況が統計的にわかってくる,と。

それに倣い,私も手帳の片隅につけている。
面白いもので,頻繁に起こる時というのは,やはり,
先程も書いたような,精神的に波がないときや,
身の回りをきれいにしている時である,
この「精神的に波が無い時」というのは,私の場合,
・カリカリしていない
・何事もやたらありがたく思える
・焦らない
というような時で,逆に
やたら焦ったり,うまくいかないと何かのせいにしたり,掃除を怠けていたり
という時には,タイミングの悪いことばかり起こる。

あのー,こういうこと言いだすと,何か宗教っぽい話のように思われますが
誤解の無きよう,よろしくお願いいたします。
こういう考え方を取り入れている人はスポーツ選手などにも多いらしいですよ。
すごい人になると,大きなシンクロニシティも呼び込めるようになるとか。
私もそうなりたいもんだ。

で,前置きが長くなったが,本題。

先日,お仕事で大阪へ向かう新幹線でのこと。
新大阪駅が近くなり,デッキで立って待っていた時,
私の前にいる男性のズボンのポケットから出ている,
携帯電話のストラップが目に飛び込んできた。
それは,エガちゃん(江頭2:50)のミニフィギュアのストラップだったのである!
上半身ハダカで下は黒タイツのいつものあのいでたちのミニエガちゃんが,
2体ぶらさがっていた。

へぇーーーこんなのあるんや~~~
と,私はまじまじとそのストラップを見た。
息子に見せてやりたくて,写メをこっそり撮りかけたが,
音が「カシャーッ」と鳴り響くし,
かと言って
「そのエガちゃんを撮らせてください。」
と申し出る勇気もなく,逡巡している間に新大阪へ着いてしまい,
その男性はとっとと降りて行ってしまった。

2日間の仕事を終え,帰宅。
この2日間の話を夫や息子と話す。
私は真っ先に
「新幹線の中で会った人がエガちゃんのミニフィギュアのストラップを
 つけてて,これがなかなかの出来やったよ。」
と言った。

すると!
夫と息子がその小さな目を最大限に見開きまん丸くして,
絶句してお互いに見合ってしまった。
なんと!
前日,彼らはツタヤへCDを借りに行った際に,
エガちゃんストラップのガチャポンを見つけ,
これはなかなかの出来だ,是非ともひとつ買い求め,
母ちゃんにあげよう,ということになったらしいのだ!!

夫がつぶやいた。
「・・・シンクロニシティやッ!!!!!」

そんなシンクロニシティいらーーーーーんッ
っていうか,私,別にエガちゃんのファンでもなんでもないのに,
母ちゃんにあげよう,ってどういうことーーーーー

そして息子が差し出してきたのがコレ。


息子は
「母ちゃん,明日からこれ,携帯に付けてくやろ?」
と言った。

う・・・うーーーーーーん,さすがにそれはツライぞーーー
私の携帯にはカープの赤松選手のミニフィギュアがぶら下がってるのだ。



赤松さんもエガちゃんと一緒にぶらさげられるのは本意ではないだろう・・・

結局,息子本人が欲しかったようで,彼が付けていくことに。
それが火付け役となり,彼の友達の間でじわじわとブレイク中で,
エガちゃんが増殖中だそうな・・・。

こんなしょうもないシンクロニシティしか起こらない私は,
もっと大きなシンクロニシティを起こすために,
いっそ超大規模な大掃除でもすればよいのでしょうか・・・

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