レッスンをしていても,子育てをしていても思うことだが,
「叱り方」って難しいですね。
レッスンでは,まぁ,自分としては優しい先生なのではないかと思っている。
怒るってエネルギーの要ることだし,
こどもの側からしても,やはり,褒められた方が伸びると思う。
余談だが,私は関西出身のため,イントネーションも方言も関西弁である。
こちらへやってきた時,関西弁のままレッスンをしたら
こども達に
「あさひ先生,話し方コワい・・・」
と言われてしまった。
えッそうなの?
以来,標準語か,こちらの言葉を無理して使ってレッスンしているが,
白熱したり,たまに叱ったりすると,関西弁が飛び出す。
今日も,あまりに何度言ってもわからない子に
「アカンアカン!やり直しや!
さっきから,ここ何べんもやってるやろ!!」
とスゴんでしまい,怯えさせてしまった。
さて,近頃は叱って伸びるこどもというのはどんどん少なくなっているようである。
まぁ,自分自身も,前回のブログで書いたように「褒めて伸びるタイプ」
なので,エラそうなことは言えないのだが。
そんな中,なっちゃんという小学3年の生徒はなかなか根性がある。
簡単に妥協して褒めてあげるよりも,どんどん突っ込んで絞りあげるほうが
「何くそ!」
という感じで燃えて,さらに練習してくる女の子である。
私も鬼のような形相で,毎回シゴキ,泣かせることもしょっちゅうである。
そんななっちゃん,今度の日曜日にステージがあるので,
その補講のため普段とは違う曜日に来るように呼んだ。
なっちゃんの補講の前には3歳児のクラスがある。
このクラスが超可愛くて,私はもういつも喜色満面。
いやー,3歳児って可愛いですねぇ。
しぐさのひとつひとつ,こちらから投げかけた事に対する反応のひとつひとつ,
どれをとっても愛くるしくて,こちらも元気をチャージさせてもらえる。
また,3歳児ともなると,ずいぶんこちらの言うこともわかってくれるのでやりとりも成立するし,
かと言ってそれ以上の年齢の子のようにスレてもいないので,にくたらしいことも言わない。
あー,天使たちだぁ~~~
そんなこんなで,その日の3歳児のレッスンを終え,部屋から送り出した。
3歳児のレッスンではいつも,ドアのところで一人一人握手をして送り出す。
この小さな手がまた可愛い。
私の顔もまたもや笑みがあふれる。
その時である。
左斜め方向から何やら視線を感じた。
振り向くと,そこには補講を待っていたなっちゃんが,
目をまん丸くして私のことを見つめていた。
あの鬼のようなあさひ先生が・・・
あんなに溶けそうな笑顔をふりまいて・・・
と,彼女の目は物語っていた。
そして,その目は,まるで多重人格者をみつめるかのようであった・・・
「叱り方」って難しいですね。
レッスンでは,まぁ,自分としては優しい先生なのではないかと思っている。
怒るってエネルギーの要ることだし,
こどもの側からしても,やはり,褒められた方が伸びると思う。
余談だが,私は関西出身のため,イントネーションも方言も関西弁である。
こちらへやってきた時,関西弁のままレッスンをしたら
こども達に
「あさひ先生,話し方コワい・・・」
と言われてしまった。
えッそうなの?
以来,標準語か,こちらの言葉を無理して使ってレッスンしているが,
白熱したり,たまに叱ったりすると,関西弁が飛び出す。
今日も,あまりに何度言ってもわからない子に
「アカンアカン!やり直しや!
さっきから,ここ何べんもやってるやろ!!」
とスゴんでしまい,怯えさせてしまった。
さて,近頃は叱って伸びるこどもというのはどんどん少なくなっているようである。
まぁ,自分自身も,前回のブログで書いたように「褒めて伸びるタイプ」
なので,エラそうなことは言えないのだが。
そんな中,なっちゃんという小学3年の生徒はなかなか根性がある。
簡単に妥協して褒めてあげるよりも,どんどん突っ込んで絞りあげるほうが
「何くそ!」
という感じで燃えて,さらに練習してくる女の子である。
私も鬼のような形相で,毎回シゴキ,泣かせることもしょっちゅうである。
そんななっちゃん,今度の日曜日にステージがあるので,
その補講のため普段とは違う曜日に来るように呼んだ。
なっちゃんの補講の前には3歳児のクラスがある。
このクラスが超可愛くて,私はもういつも喜色満面。
いやー,3歳児って可愛いですねぇ。
しぐさのひとつひとつ,こちらから投げかけた事に対する反応のひとつひとつ,
どれをとっても愛くるしくて,こちらも元気をチャージさせてもらえる。
また,3歳児ともなると,ずいぶんこちらの言うこともわかってくれるのでやりとりも成立するし,
かと言ってそれ以上の年齢の子のようにスレてもいないので,にくたらしいことも言わない。
あー,天使たちだぁ~~~
そんなこんなで,その日の3歳児のレッスンを終え,部屋から送り出した。
3歳児のレッスンではいつも,ドアのところで一人一人握手をして送り出す。
この小さな手がまた可愛い。
私の顔もまたもや笑みがあふれる。
その時である。
左斜め方向から何やら視線を感じた。
振り向くと,そこには補講を待っていたなっちゃんが,
目をまん丸くして私のことを見つめていた。
あの鬼のようなあさひ先生が・・・
あんなに溶けそうな笑顔をふりまいて・・・
と,彼女の目は物語っていた。
そして,その目は,まるで多重人格者をみつめるかのようであった・・・