このブログも長くやっている。
いっとき休眠状態だったけど、最近またゆるゆると書き始めた。
昔から読んでくださっている方にはお馴染みの愛犬みど。
昨年、2022年8月17日に亡くなった。
16歳6ヶ月、大往生と言ってもいいだろう。
この事実をなかなか自分の中に飲み込むことができないでいる。
だから、ブログでこのことを書こうとしては手を止め、下書きに保存し、
また全部消して書き直して、を何度も繰り返して今に至る。
これも最後まで書けるのかどうか。
女優の杏さんが愛犬のヤマトを喪ったときに、
一気に「ヤマト記」というエッセイを書き綴られて、
そのことでいったん気持ちの区切りをつけることができたと仰っていた。
私もそれを何度も試みているのだけれど、どうしても行き詰まる。
悲しみの方が先に立つ。
近頃はまた気持ちが少し変化してきて、
愛犬みどがいない悲しみともうひとつ、
犬と暮らしたい、という渇望のような気持ちがふつふつと湧きあがり、
とても複雑な気持ちになっている。
「もう半年以上経つし、飼ってもいいんじゃない?」
と言ってくれる人もいるし、実際のところ夫は飼いたいと思っている様子。
でも実家の両親が高齢になってきて、
この先いつ実家へ急に飛んで行かねばならないかわからない。
そんな時に、人に預けてまで飼うのはどうなのか、という気もしている。
割り切って親戚やペットシッターさんにお世話になることを考えればいいんだろうけど。
自分の人生には犬と暮らした期間の方が断然長い。
犬がいない時期も数年あったが、その生活はやはりどこか味気ないものであった。
猫がいるんだからいいじゃない、と言う人もいるけど、
これはまた別物なんだよ。
少なくとも私は犬猫両方いてくれる生活がいちばん気持ちが整うと言うか。
飼うのなら愛犬みどに続いて保護犬と決めているので、
ここのところ市の愛護センターのHPを何度も見てはうーんうーんと唸っている。
欲しい。お迎えしたい。
どこかで踏ん切りがつくのだろうか。
そして愛犬みどへのロスの気持ちはいつか飲み込めるのだろうか。
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