夕方のウォーキングでの出来事です。
いつも恒例のウォーキングは,朝,出掛けるのだが,
今日はちょっと寝坊したので,夕方に行った。
いつもの土手沿いコース。
もう薄暗くなってきたから,今日は軽めに歩いて帰ろう,
などと考えていたら,遥か前方から,
自転車に乗りながら大きな犬を散歩させている人の姿が近づいてきた。
あの犬のシルエットは・・・シェパードだ!
私は,犬や猫が大好きだが,特に大型犬が好みだ。
とりわけ,近頃はなんだかシェパードが気になる。
きっと愛犬「みど」がシェパード混じり(←と,外観から勝手に思っている)
のせいだと思う。
なんだか,強く惹かれるのだ。
しかし,シェパードを間近で見る機会というのは,
案外ありそうで無いものである。
テレビや雑誌で見るたびに
「かっこいいなぁ~~」
と,しみじみ思っていた。
それが,今,目の前を通り過ぎようとしている。
飼い主のかたが自転車で普通にスピードを出してらっしゃるので,
シェパードはかなり軽快に走っている。
んもう,私は目が釘付けになり,
そのシェパードをひたすら見つめた。
かっこいい・・・かっこ良すぎる。
走るシェパードはあっという間に後方へと行ってしまった。
私はしばらくウォーキングを続けていたが,もう居てもたっても
いられなくなり,くるりと踵を返した。
そして,シェパードとその飼い主を追いかけた。
「あのー,すみませーん」
私は叫んだ。
「あのー,ワンちゃんの写真を撮らせてもらっても構いませんか?」
呼び止められた飼い主さんは一瞬怪訝そうな顔をしたが,
すぐに,
「あぁ,どうぞ!」
とおっしゃった。
飼い主さんは,50代とおぼしき男性。
俳優の「モロ師岡」(←わからん人は調べてください)似の,
白いシャツとチノパンがお似合いのおじさまだ。
私はポケットからケータイを出し,写真を撮った。
それが,今日の画像です。
ちょっと映りが悪いけど。
写真だけでは辛抱できず,私は言った。
「あのー,触っても大丈夫でしょうか・・・」
すると,モロ師岡は
「うーん,どうかなー,慣れない人に警戒するからねー。」
と言った。
ひえー,コワー。
こんなデカイシェパードに噛まれたらひとたまりもないわー。
残念ではあったが,モロ師岡の忠告を受け入れることにした。
確かに,そのシェパードは何度も私の方へ近寄ってきてはくれるのだが,
最後の一線を越えようとはしない。(←どういう表現なんだ)
でも,興味は示してくれるようで,何度も近寄ってくる。
初めて至近距離で見るシェパードはそれはそれは素敵だった。
毛がふさふさしていて,しかもツヤツヤ。
耳がピーンと立っていて,口がおそろしく裂けているのだが,
それがまたかっこいい!
つけている首輪もまたカッコよかった。
太めでシンプルなチェーン。
見た目に,とても高級そうな光り方だった。
うちの「みど」がシェパード混じりで似ている,と思っていたが,
それはとんでもなく失礼な言動だと思った。
(2008年6月26日付の記事の画像参照)
全国のシェパード犬,および,その飼い主の皆様にお詫び申し上げます。
さて,私の好奇心はとどまるところを知らず,
モロ師岡に矢継ぎ早に質問を浴びせた。
中でも興味深かったのが
「やっぱり,賢いんでしょうねぇ・・・
いろんなことをすぐに覚えたりします?」
という質問に,モロ師岡は
「いやー,どうかな。シェパードだからって,みんな賢いってことも
ないと思うよー。個体差は大きいみたいだね。」
と答えたことだ。
そうなのか!ちょっと意外だったが,
考えてみたら,動物で一番賢い,とされる人間だって,
個体差は大きいわなぁ。
シェパードとの別れは悲しかったが,なにせ,こちらは,
急に声をかけて散歩を中断させてしまっている身。
モロ師岡もよくつきあってくれたものだ。
なんて,いい人だ,モロ師岡。
感謝。
丁重にお礼を申し上げ,シェパード&モロ師岡と別れた。
私は,ずっとコーフン気味だった。
憧れのシェパードを間近でじっくりと観察できたことに,
大満足だった。
思えば,私は,小さい頃からこんなことばかりしている少女だった。
素敵な犬を連れている人に近寄っては,触らせてもらったり,
いろんな質問をして,犬の知識を増やしていた。
学校の帰り道には,通学路沿いで飼われている犬は殆ど記憶していて,
それをかまいながら帰るのが楽しかった。
友達と,帰り道で出会う飼い犬達に
「チューイングボーン」(by島木譲二@吉本新喜劇)をお見舞いして
吠えられる,ということもよくあった。
この話を後輩のアヤさんにしたところ,めちゃウケてくれて,
「面白い小学生だったんですねぇ。」
と,言った。
えー・・・っと・・・それ,大学生の時の話です・・・
いつも恒例のウォーキングは,朝,出掛けるのだが,
今日はちょっと寝坊したので,夕方に行った。
いつもの土手沿いコース。
もう薄暗くなってきたから,今日は軽めに歩いて帰ろう,
などと考えていたら,遥か前方から,
自転車に乗りながら大きな犬を散歩させている人の姿が近づいてきた。
あの犬のシルエットは・・・シェパードだ!
私は,犬や猫が大好きだが,特に大型犬が好みだ。
とりわけ,近頃はなんだかシェパードが気になる。
きっと愛犬「みど」がシェパード混じり(←と,外観から勝手に思っている)
のせいだと思う。
なんだか,強く惹かれるのだ。
しかし,シェパードを間近で見る機会というのは,
案外ありそうで無いものである。
テレビや雑誌で見るたびに
「かっこいいなぁ~~」
と,しみじみ思っていた。
それが,今,目の前を通り過ぎようとしている。
飼い主のかたが自転車で普通にスピードを出してらっしゃるので,
シェパードはかなり軽快に走っている。
んもう,私は目が釘付けになり,
そのシェパードをひたすら見つめた。
かっこいい・・・かっこ良すぎる。
走るシェパードはあっという間に後方へと行ってしまった。
私はしばらくウォーキングを続けていたが,もう居てもたっても
いられなくなり,くるりと踵を返した。
そして,シェパードとその飼い主を追いかけた。
「あのー,すみませーん」
私は叫んだ。
「あのー,ワンちゃんの写真を撮らせてもらっても構いませんか?」
呼び止められた飼い主さんは一瞬怪訝そうな顔をしたが,
すぐに,
「あぁ,どうぞ!」
とおっしゃった。
飼い主さんは,50代とおぼしき男性。
俳優の「モロ師岡」(←わからん人は調べてください)似の,
白いシャツとチノパンがお似合いのおじさまだ。
私はポケットからケータイを出し,写真を撮った。
それが,今日の画像です。
ちょっと映りが悪いけど。
写真だけでは辛抱できず,私は言った。
「あのー,触っても大丈夫でしょうか・・・」
すると,モロ師岡は
「うーん,どうかなー,慣れない人に警戒するからねー。」
と言った。
ひえー,コワー。
こんなデカイシェパードに噛まれたらひとたまりもないわー。
残念ではあったが,モロ師岡の忠告を受け入れることにした。
確かに,そのシェパードは何度も私の方へ近寄ってきてはくれるのだが,
最後の一線を越えようとはしない。(←どういう表現なんだ)
でも,興味は示してくれるようで,何度も近寄ってくる。
初めて至近距離で見るシェパードはそれはそれは素敵だった。
毛がふさふさしていて,しかもツヤツヤ。
耳がピーンと立っていて,口がおそろしく裂けているのだが,
それがまたかっこいい!
つけている首輪もまたカッコよかった。
太めでシンプルなチェーン。
見た目に,とても高級そうな光り方だった。
うちの「みど」がシェパード混じりで似ている,と思っていたが,
それはとんでもなく失礼な言動だと思った。
(2008年6月26日付の記事の画像参照)
全国のシェパード犬,および,その飼い主の皆様にお詫び申し上げます。
さて,私の好奇心はとどまるところを知らず,
モロ師岡に矢継ぎ早に質問を浴びせた。
中でも興味深かったのが
「やっぱり,賢いんでしょうねぇ・・・
いろんなことをすぐに覚えたりします?」
という質問に,モロ師岡は
「いやー,どうかな。シェパードだからって,みんな賢いってことも
ないと思うよー。個体差は大きいみたいだね。」
と答えたことだ。
そうなのか!ちょっと意外だったが,
考えてみたら,動物で一番賢い,とされる人間だって,
個体差は大きいわなぁ。
シェパードとの別れは悲しかったが,なにせ,こちらは,
急に声をかけて散歩を中断させてしまっている身。
モロ師岡もよくつきあってくれたものだ。
なんて,いい人だ,モロ師岡。
感謝。
丁重にお礼を申し上げ,シェパード&モロ師岡と別れた。
私は,ずっとコーフン気味だった。
憧れのシェパードを間近でじっくりと観察できたことに,
大満足だった。
思えば,私は,小さい頃からこんなことばかりしている少女だった。
素敵な犬を連れている人に近寄っては,触らせてもらったり,
いろんな質問をして,犬の知識を増やしていた。
学校の帰り道には,通学路沿いで飼われている犬は殆ど記憶していて,
それをかまいながら帰るのが楽しかった。
友達と,帰り道で出会う飼い犬達に
「チューイングボーン」(by島木譲二@吉本新喜劇)をお見舞いして
吠えられる,ということもよくあった。
この話を後輩のアヤさんにしたところ,めちゃウケてくれて,
「面白い小学生だったんですねぇ。」
と,言った。
えー・・・っと・・・それ,大学生の時の話です・・・