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今年は124年ぶりに2月2日が節分だそうです。
124年の修正が入るって暦を計算する方々には脱帽します。
東北では、うちもそうですが、落花生を撒くところが多いです。
なので豆まきには落花生を買っていたのですが、数年前にふと『豆』を買ってみました。
でん六 出羽三山羽黒山伏祈願 福豆
この福豆が美味しくて、毎年この時期を楽しみにしています。
味は好みもあるので難しいところですが…。
ちなみに写真のは100円くらいでした。
この商品どこまで販路があるかわかりませんが、1月から節分くらいまでしか見かけません。
好きなのでずっと売ってくれないかなぁ、なんて思ってます。
豆まきの作法は様々あって、とにかく叫んで投げて食べるのが共通してることでしょうか。
七草は一家揃って呪文のように歌いながら、まな板の上で家主が包丁で七草を切り刻むというのが習わしのようです。
季節折々に伝わるこのような風習は、謎めいていて儀式のように思えます。
体はある一定の動作を繰り返し、唄のような言葉を繰り返すのがカギです。
これにより体と頭に、
季節の変わり目を教え込み癖付けて切り替えさせ、
季節の変わり目で弱りがちな体を、
その時期の食べ物で元気づけるという、
長年の暮らしから生み出された智慧そのもののようです。
何となくしておかないとスッキリしない。
あまり囚われるのもかえって気に病んでしまいますが、
体が習慣づいて節目節目で払いのけるように動き出すことが良いんだ、というのが先生のお話しでした。
分からずとも目に見えないものと戦い勝って追い払う事にもなるんだ、とそんなことも仰っていました。