物思う散歩道

　知人の急逝を知って気分が沈みがちでしたが思いきって散歩に出かけました
　いつもの浅川土堤です。

　この道を歩くと何故か気持ちが落ち着きます。

　まわるまわるよ時代はまわる～
　ふと、中島みゆきの歌を口ずさんでいた

　今はこんなに悲しくて涙もかれ果ててもう2度と笑顔にはなれそうもないけど
　そんな時代もあったねといつか話せる日が来るわ
　あんな時代もあったねときっと笑顔で話せるわ
　だから今日はくよくよしないで今日の風に吹かれましょう
　まわるまわるよ時代はまわる～

　コーラスで合唱したことがある曲で落ち込んでいるときについ、口ずさみます
　今日の曇り空のように私の心も曇りがちでしたが、
　散歩途中、グランドの子供達や草花を眺めているうちに元気になれました。












　　　　　　　　　　　　土堤いっぱいに白い花が




　　　　　　　　　　　　　　土堤の山茶花　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　まだコスモスが


　　　　　　　　　　　　　アマリリスが真っ盛り

或る日、突然の別れ

　ワタクシの年になると、知人との永久の別れを突然、知らさせることが少なくない。

　虫の知らせというか、何日か前に知人の家の前を通りながら、
　最近お見かけしないなと思った。

　雨戸は開いていて、お花の鉢が玄関前に置いてあった。
　お花の好きなお方で我が家の前を通る度に、塀の外の花たちを愛でて下さった。
　その奥様が亡くなられたことを今日、知った。
　以前、ブログにも登場した言葉づかいのお上品な奥様である。
　最近これほどお上品な言葉づかいの方にお目にかかったことがない。
　ワタクシの明治生まれの祖母以来である。

　そのお上品な奥様は80歳を過ぎて一人暮らしだった。
　お洒落でいつも素敵なお洋服をお召しになってお出かけされていた。
　それほど親しい間柄でもなく、お花の前で立ち話をする程度だった。
　お赤飯を作るのがとてもお上手で何回か届けて下さった。
　それも食べきれないほどのたくさんのお赤飯を。
　作るのがお好きで他のお友だちにも届けられるとのことだった。
　煮豆もお上手だった。
　柿がお好きで、昨年は我が家の柿が豊作だったのでお礼に差し上げたら
　とても喜ばれた。
　
　今年は不作で差し上げられなくて残念と思っていた矢先にそのお上品な、
　奥様の訃報を知ったのだ。
　一人暮らしで、お身体の不調を我慢されていたらしい。
　病院に運ばれたときは手遅れだったとか。
　　
　ワタクシは奥様のお宅に伺ったことがないが、先日、お家の前を通ったときに
　思いきって伺えば良かったと思ったことである。
　バス停でお見かけした姿が最後になってしまった・・・。

　ご冥福をお祈りいたします。

お花を捧げます。










　

初めての道

　　爽やかな秋晴れです。
　　親方はいつものリハビリステーションへ
　　私は今日こそは午前中にウオーキングへと決めていました　
　　さて、どちらへ？　　
　　取り敢えず浅川土堤へ向かいます。

　　夏にたくさん咲いていたカラスウリの花のその後が気になります。　
　　数回、見に行ったのですが実を付けた様子が見られませんでした
　　
　　今日こそはと行きましたが1個も見当たりませんでした。
　　何故でしょう
　　誰かが採っていったのでしょうか
　　土手に上がるといつもは右へ行くのですが、今日は左へ
　　初めての探索です。
　　人の姿は見当たりません。

　　ずーっと歩いて行くと溜池に出るはずです。
　　暫く歩いて行くと土堤は切れています。
　　目の前には鉄橋が。
　　一旦、土堤の階段を降りて鉄橋の下を潜ります。
　　見覚えのある土堤が続いています。
　　ほっと一安心。
　　溜め池には数人の釣り人が。
　　50センチはあるかと思われる鯉だか鮒が水面を跳ねました。
　　ここでデジカメが電池切れ
　　いつぞやもここに来て電池切れでした
　　携帯電話のカメラに切り替えです。
　　
　　今日の散歩は暑くて疲れました。
　　


　　　　　　　　　　カラスウリが咲いていた河川敷公園
　　　　　　　　　　　　ここの樹木がお気に入りです



　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　中央線
　　　　　　　　　　　この鉄橋の下を潜って行きます








　　　　　　　　　　　　　　　　溜め池　
　　　　　　　　　　　水鳥が古木の上で羽根を休めていました


　　　　　　　　　　　　　溜め池を対岸から見ると


　　　　　　　　　　　　　サツキが咲いていました


　　　　　　　　　　　　　　小さな柿が鈴なり


散歩途中の菊の花

こんなにたくさん!!

　今日、快気祝が届きました。
　家の中で転んで膝を骨折、入院手術をした友だちからです。
　70歳半ばを過ぎておいでですが、リハビリを頑張って歩けるようになりました。
　退院してまだ一カ月経ちませんのに高島屋まで行ってきたそうでびっくりです。
　杖がないと恐いとおっしゃってましたが気力がすごいです。
　
　50年近いお付き合いになりますが、その方の生き方、尊敬しています。
　頭が良くて、記憶力も抜群。
　パソコンもワタクシより遅く始められたのに、いまや、何でもこなされます。

　そんなお友だちから頂いた贈り物は大きなお菓子の箱と素敵な大判バスタオル。
　お菓子の箱を開けてびっくり～
　お菓子がギッシリ詰まっています～
　我が家は老夫婦2人。おまけにワタクシは糖尿病。
　どうしましょ～
　最近、お婿さんもお仕事で来ませんし～
　で、おやつに食べちゃいました
　来週、採血ですのに




　　　　　　　　　　バラの包みの高島屋～


　　　　ピュアポムのスパークリンググレープジュースとお菓子
　　　　　　　　　　 糖分高そう～


午後の庭


　　　　　　　　　　　　ビオラ・・・私の好きな色




　　　　　　　　　　　　　
　

罰が当たったのかしら？

　昨夜、雨が降ったようです。

　昨日、高齢女性という表現について喧々諤々やり過ぎたせいか、
　ここ数日の庭仕事のせいだか、身体中が痛くて、朝、起きるのが大変でした
　ほーら、見なさい、あなたは立派な高齢者ですぞ、と、言われているようです
　ま、程々にしなさいって事ですかしら。
　肝に銘じておきましょう。

　昨年、知り合いの方からマユハケオモト(眉刷け万年青)を一鉢、頂きました。
　初めて見る不思議なお花でした。
　言われてみればお化粧に使う筆に似ています。

　オモトを下さった方から、転居の通知が届きました。
　一戸建てにお住まいでしたが、マンションに引っ越されたようです。
　80歳を過ぎてからのお引っ越しは大変だったことでしょうね。
　高齢になると一戸建てを維持するのも大変です。
　マンション住まいは便利でしょうね。
　マンションに引っ越した友だちも口を揃えて、気楽だわよ～と言います。

　でも、今更、我がぼろ家に詰まったガラクタを整理して引っ越すなんて、
　考えただけで疲れてしまいます。
　引っ越した途端に疲れが出てあの世に旅立ってしまいそうです。
　それにワタクシには庭のない生活は考えられません。

　ガラクタをぼちぼち整理しながら庭いじり。
　コレがワタクシの老後です。
　


　　　　　　　　　　　昨年のマユハケオモト


　　　化粧筆


　　　　　　　　　　　　　今年のマユハケオモト





　　　　　　　　　　　　　　　　　昨年の柿


　　　　　　　　　　　　　　　　　今年は不作