
風が冷たくて、師走らしいお天気です。
いよいよ大晦日、ふと、子供の頃、南九州で過ごした大晦日の情景が浮かびました。
祖母がお節作りに大忙し、大学から帰省していた叔父たちがお餅をつきます。
蒸したサツマイモを入れたつきたてのぼた餅が美味しかった~
水に戻した乾燥数の子の薄皮を丁寧に剥くのは10歳の私の役割。
鶏を飼っていて、ご近所のおじさんがその鶏をしめて樽に張られたお湯の中で羽根をむしっていました。
私がいつも鶏の世話をしていましたから、その様子が生々しくて怖かった記憶があります。
まだ、物資の少ない質素な暮らしの中で、どこから届いたのか、台所の棚に雉が置かれて、伊勢海老もありました。
お料理上手な祖母の作った鯵のさつま揚げは絶品でした。
それとプリンプリンの紅白の寒天ゼリーとサツマイモの茶巾しぼり、美味しかったな~
お料理は心を込めて作るのよ、が、祖母の口癖でした。
今の私は手抜きばかり考えていて反省します。
久し振りに、あの頃を思い出しました。
皆さま、この一年、拙いこのブログにお越し頂きましてありがとうございました

温かいコメントに励まされ、無事に一年を過ごすことができました。
老夫婦、合わせて163歳、来年もつつがなく過ごせたらと思います。
来年もよろしくお願いいたします。
皆さま、良いお年をお迎え下さいませ。

トロトロに粘りのある山芋です。
来年もこの山芋のように粘り強く生きます

56センチあります