総力で臨んだ高校駅伝
今年も紅葉が始まった丹沢湖で高校駅伝が行われた。天候は晴れ後曇り、風なく、駅伝には絶好のコンディションであった。
前期生同様、中長距離陣だけでは参加できないため、短距離フィールド人を助っ人としてエントリー。
県新人が終わってから朝練習を中心に助っ人陣に駅伝練習に参加してもらった。
女子
エースの平林選手が1区。万全な体調ではなく、練習思うように積めない状態で参加。しかし冷静な判断と精神力で16番で2区へ繋いだ。
2区川井選手(短距離)、3区田中選手(走高跳)、4区佐藤慶選手(短距離ハードル)は助っ人選手。
3人で襷を懸命に繋いでくれた。5区吉田選手に42番目で襷を渡した。
吉田選手は1つでも順位を上げようと激走。区間13位の力走で10人抜きを演じた。
総合32位でゴールをした。
女子結果
1区平林22'17"⑯ 2区川井18'14"㊻ 3区田中12'53"㊸ 4区佐藤慶13'24"㊷ 5区吉田18'58"⑬ 総合1h25'46"㉜
男子
12:30から男子がスタート。2区3kmに短距離の川中選手を起用したが、後は中長距離で編成。
1区は前半スローペース、大きな集団となる。土佐野選手も集団後方に位置していた。しかし6km過ぎ「腰が痛くなった」とのことで後退。
2区に53位で襷を繋いだ。川中選手は3km10'20"を切る走りを見せ3区に繋いだ。
3区・4区の区間は8kmなので駅伝の中でポイントの1つである。4年佐藤矩選手が初の高校駅伝参加で8km。少々荷が重かったか区間59位。
順位はキープした。
4区水品選手は安定したペースを維持し区間23位で順位を7つ上げた。
5区・6区も共に4年の桑原・栗栖選手。力及ばず順位を4つ下げた。
アンカー高崎選手は安定感ある走りで2チームかわし、総合52位でゴール。
男子は総合力で力不足を感じた結果となった。
男子結果
1区土佐野34'32"(53) 2区川中10'19"(74) 3区佐藤矩29'06"(59) 4区水品27'24"(23) 5区桑原10'42"(68)
6区栗栖18'57"(71) 7区高崎16'42"(28) 総合2h27'42(52)
男子1区土佐野選手 3区佐藤矩選手 4区水品選手
6区栗栖選手 7区高崎選手のゴール
目標は昨年の順位を参考に設定された46・17のナンバーカードを上回ること。しかし男女とも昨年の順位を下げた結果となった。
助っ人選手起用して参加できた試合なので、総合順位はチームの成果。まずは称えたい。
その上で、中長距離陣は助っ人陣に感謝をし、この大会で得た貴重な経験を、来年の高校駅伝、冬期の駅伝、次年度のトラック競技に活かしてほしい。
選手が男女で12名、付添・補助役員等を含めると4・5年の部員では足りない今回の大会。受験勉強で格闘中の中6生も応援に駆けつけてくれた。
貴重な1日。感謝したい。総力で臨み、相模原中等のチームワークを感じた試合であった。
顧問としても大いに反省すべきことがあった。この駅伝で今年度の大きな大会は一段落となった。
駅伝の結果・臨み方を反省し、今シーズンを振り返り、改めて選手一人ひとりと向き合い、選手の自己実現に向けて行動していきたいと思う。
大会終了後の紅葉の始まった丹沢湖畔をバックに。