大学などの研究チームによって、
脂肪分が多いエサを食べて太ったマウスの実験で
薄毛・脱毛を促進するメカニズムを解明したと発表されていた。
チームは、
若いマウスや
成長して大人になった加齢マウスに高脂肪食を与え、
生活習慣が毛髪にどんな影響を与えるかを検証したようで、
その結果、
加齢マウスは高脂肪食を1カ月間食べ続けると
抜け毛が再生しにくくなって毛が薄くなり、
若いマウスも高脂肪食を数カ月間続けることで、
薄毛になったというのだ。
また3カ月以上にわたって高脂肪食を摂取したマウスは、
毛髪の元となる毛包幹細胞の中に脂質が溜まり、表皮や脂腺に変化。
その結果、毛包という毛根を包む組織が委縮するため、
毛が細くなったり生えなくなったりする
脱毛症の症状が現れることが明らかになったという。
人も偏った食事を若い頃から続けていると健康を害してくるのです。
このようなことは美容界では当然のように広まっているはずなのです。
メタボリック症候群で
男性型脱毛症のリスクが高くなることは
疫学的な調査から知られていますが、
それ以外の脱毛との関連は不明でメカニズムも未だに明らかにされていません。
高血糖をひきおこすと脱毛を促進するかどうかでは、
明らかな差は認められていないようです。
高脂肪食摂取による肥満や遺伝性肥満では
顕著に促進されて来るのです。
薄毛が進んでしまったら、
食生活を改善しても元に戻りにくくなるのです。
若いときから幹細胞がなくならないように
バランスの良い食生活が必要です。
幹細胞が残っている毛包では改善の余地があるようだが、
幹細胞がなくなって毛包自体が小さくなり始めると
消失方向へ移行してしまう。
毛包幹細胞がなくなってしまったら戻れない。
髪が気になる人にはとても恐ろしい言葉だろうが、
枕に付いた抜け毛を数えている人はもちろん、
若さに任せて脂っこい物ばかり食べている人も、
体の健康のため
食事には気を付けたのが良いのは気がついていますよね。
身体の健康と髪の毛の健康につながっているのです。
#ウッドタップ
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