身体のバランスをとることでホメオスタシスの語が使われている。

ホメオスタシスとは、

生物および鉱物において、

その内部環境を一定の状態に保ち続けようとする生体機能全般が保たれることなのです。

恒常性が保たれるためには

これら変化をしたときに、

元に戻そうとする作用、

生じた変化を打ち消す働きの存在が生じることで、

内部環境を安定させる働きが起きることで

生命の存続が成立することです。

恒常性の保たれる範囲は

体温や血液、

体液の浸透圧や水素イオン指数などをはじめ

病原微生物やウイルスといった異物（非自己）の排除、

創傷の修復など生体機能全般に及び、

恒常性が保たれるためにはこれらが変化したとき、

それを元に戻そうとする作用、

すなわち生じた変化を打ち消す向きの変化を生む働きが存在しなければならない。

これは、

負のフィードバック作用と呼ばれ、

この作用を主に司っているのが間脳視床下部であり、

その指令の伝達網の役割を

自律神経系や内分泌系が担っているのです。

人間は固体として独立したシステムを成立させて、

その内部環境を安定させる働きがなくなると

システムの存続できなくなり、

例えば死に至るいうことになるのです。