着物旅行は、今回の南座観劇で5度目になる。これまでの体験から、着物旅で私が注意していることを書きとめておこう(といっても、あまり着物だからといって、構えていないのだけど)。
最初の着物旅行は昨年の4月。いきなり飛行機で香川へ。しかもまだ着付けも1時間以上かかるような超初心者の頃。怖いもの知らずの強みでいきなり大冒険をしてしまった。おかげでその後の新幹線着物旅行程度では、びびらないつよーい心臓ができてしまった。
一度体験してしまえば、着物で観光なんてなんのその(?)。特に「きものパスポート」はじめ、タクシーの着物割引など着物に関する特典豊富な京都に行かない手はない。歩き回るなら、下手な靴より草履のほうがらくだし。特に冬は、着物だと暖かいし、汗もかかないのでとっても快適!
一方で、洋服と比べて着物旅行のときに私が一番困るのは荷物の多さと重さだ。
洋服なら簡略化できるものが、着物は体全体を覆うこともあってそれ自体にある程度分量がある。さらに着付けに必要な用具をあわせると荷物は結構な嵩になる。これをどう解消するかが、着物旅を円滑、かつ気分よくするカギだろう。
一番簡単な方法は往復でも着物を着てしまうこと。冬の一泊二日程度なら着物も一着で十分。帯はリバーシブルにするか、そのままで通して小物で変化をつけるかでOK。私はネットで見つけたこちらの帯を旅行では使うことが多い。付け帯で、かつ、リバーシブル、かつ、洗える素材で旅行にはうってつけ。
▼製作・販売はKASIKO ROLLさん
http://kasikoroll.jugem.jp/
夏に宿泊する場合は着替えは必須だけれど、綿着物にすると絹ものより軽くなる(気がする)。綿着物なら、半幅帯で済むのも助かる。
嵩を減らすという点では、下着類は長襦袢&版襦袢&裾よけセットではなく、うそつき襦袢で統合するのがまず一つ。加えて、帯枕などはタオルを巻いて代用するというのも手だろう。
荷物を軽くするのに、お金をかけてよいのなら、宅配便で送ってしまうという手も使える。宿泊するならその宿泊先へ送る。が、もしチェックイン前に着物を着たいのなら事前にその宿泊先で対応してくれるか要確認。この夏に泊まった京町家の宿は、もともとそうしたサービスはなかったところ拝み倒し、その当日にあいたばかりのお部屋を貸してもらった。
しかし今回のように日帰りの場合、その地に着替えさせてくれるような知人がいなければ、荷物を送る先がない。その場合は観念して着物を着ていく。ただ乗り物は意外とシートなどは汚れるというから、できれば道中着などの上着着用が望ましいのでしょうね。(私はあまり神経質に防護しなかったけど)あるいは、思い切って洗える着物着用。バッグは必ずキャリー型のものを使う。着物はバッグと肩に掛けたり腕に掛けたりすると袂などがしわしわになるし、何より格好悪い。
忘れてはならない対策は足元。観光で歩き回るのなら、足元は重要。傷まないのは下駄。草履はあっという間に磨り減ります(涙)。特に草履をはかなくてはならないシチュエーションでないのなら、桐などの軽めの下駄で、かつ船形・底はゴム張りで音がしない、草履に近いものがお勧め。
何事も体験してしまえば着物でも恐れることはないということ。
あ、乗り物発車までには余裕をもって出かけること。いつもぎりぎり生活の私でも、着物旅のときはかなり注意して時間に余裕を見るようにしている。着物は洋服のようにダッシュがきかないからな(爆)。
▼京都行きでなくても着物旅のアドバイスが豊富
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最初の着物旅行は昨年の4月。いきなり飛行機で香川へ。しかもまだ着付けも1時間以上かかるような超初心者の頃。怖いもの知らずの強みでいきなり大冒険をしてしまった。おかげでその後の新幹線着物旅行程度では、びびらないつよーい心臓ができてしまった。
一度体験してしまえば、着物で観光なんてなんのその(?)。特に「きものパスポート」はじめ、タクシーの着物割引など着物に関する特典豊富な京都に行かない手はない。歩き回るなら、下手な靴より草履のほうがらくだし。特に冬は、着物だと暖かいし、汗もかかないのでとっても快適!
一方で、洋服と比べて着物旅行のときに私が一番困るのは荷物の多さと重さだ。
洋服なら簡略化できるものが、着物は体全体を覆うこともあってそれ自体にある程度分量がある。さらに着付けに必要な用具をあわせると荷物は結構な嵩になる。これをどう解消するかが、着物旅を円滑、かつ気分よくするカギだろう。
一番簡単な方法は往復でも着物を着てしまうこと。冬の一泊二日程度なら着物も一着で十分。帯はリバーシブルにするか、そのままで通して小物で変化をつけるかでOK。私はネットで見つけたこちらの帯を旅行では使うことが多い。付け帯で、かつ、リバーシブル、かつ、洗える素材で旅行にはうってつけ。
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夏に宿泊する場合は着替えは必須だけれど、綿着物にすると絹ものより軽くなる(気がする)。綿着物なら、半幅帯で済むのも助かる。
嵩を減らすという点では、下着類は長襦袢&版襦袢&裾よけセットではなく、うそつき襦袢で統合するのがまず一つ。加えて、帯枕などはタオルを巻いて代用するというのも手だろう。
荷物を軽くするのに、お金をかけてよいのなら、宅配便で送ってしまうという手も使える。宿泊するならその宿泊先へ送る。が、もしチェックイン前に着物を着たいのなら事前にその宿泊先で対応してくれるか要確認。この夏に泊まった京町家の宿は、もともとそうしたサービスはなかったところ拝み倒し、その当日にあいたばかりのお部屋を貸してもらった。
しかし今回のように日帰りの場合、その地に着替えさせてくれるような知人がいなければ、荷物を送る先がない。その場合は観念して着物を着ていく。ただ乗り物は意外とシートなどは汚れるというから、できれば道中着などの上着着用が望ましいのでしょうね。(私はあまり神経質に防護しなかったけど)あるいは、思い切って洗える着物着用。バッグは必ずキャリー型のものを使う。着物はバッグと肩に掛けたり腕に掛けたりすると袂などがしわしわになるし、何より格好悪い。
忘れてはならない対策は足元。観光で歩き回るのなら、足元は重要。傷まないのは下駄。草履はあっという間に磨り減ります(涙)。特に草履をはかなくてはならないシチュエーションでないのなら、桐などの軽めの下駄で、かつ船形・底はゴム張りで音がしない、草履に近いものがお勧め。
何事も体験してしまえば着物でも恐れることはないということ。
あ、乗り物発車までには余裕をもって出かけること。いつもぎりぎり生活の私でも、着物旅のときはかなり注意して時間に余裕を見るようにしている。着物は洋服のようにダッシュがきかないからな(爆)。
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そうかぁ、草履は確かに京都を歩き回ったりすると、すり減りますね。あと着物着てデカイ荷物を肩に下げるとかあり得ないっすもんね。
やっぱ移動は洋服で着替えるのがベストか。でも例えば夫と京都旅行に行ったとして、着いてから駅でわざわざ着物に着替えたりすると「アホか!」と言われそう、笑
どうせなら、だんなさんもご一緒に着物で京都めぐりってのはどうです?
それなら着替えに文句も言われないかと。
先日の京都は、心なしかいつもより着物男子が多かった気がします。