先日仕入れに行ったジュエリーの展示会で、ムサ美金工の同級生を見かけて声をかけました。
御徒町(ジュエリーの問屋街)で10年ほど前に偶然会った以来でした。
彼女は最初誰かわからないといった感じでしたが、
私は前日、昔の石屋さんの名刺を探しながらその時交わした名刺を懐かしく眺めていたので、
人混みの中の横顔でもすぐわかってしまったほどでした。
昨日の今日だったのでびっくり!!
少し近況など話して、改めて名刺を交換し再会を約束したのでした。
HPを見てみたら彼女が胸にしていた龍や、八咫烏(ヤタガラス)など
神話をモチーフにした作品を作っているようでした。
イタリアのブランドに常設されていたり「縁があって今度香港に出展するんだよ。」
と活躍しているようでした。(同級生として誇らしい^^)
・・・それから1週間後、
手作りサイトiichiさんの「月夜に星空特集」でトップページに掲載されています
(2014年10月23日現在)
「森の上の月リング」http://www.iichi.com/listing/item/16281
のサイズオーダーがありました。
制作期間中お客さまとこんなやりとりをしておりました。
お客さまは龍のつく地名の方。(龍がつながって行きます。)
私がその地名に興味を持ち、「『森の上の月リング』にぴったりそうな場所ですね。」
とメッセージを送ると
「冬は雪が積もりとても寒い所です。」と家から撮ったという画像を送ってくれました。
(そこにはこのリングに雪が積もったような雪景色の山が間近にありました。)
実は私も送ろうと用意しておいた画像がこれ↓
白仕上げをしている画像ですが、まるで雪が積もっているような感じです。
だから雪景色の画像がお客様から送られてきた時にはびっくり!!
「伝説がありそうな地名ですね。」と私が言うと、
「金田一耕助が出て来そうな地名と言われた事がありますよ。」とお客様。
私は「日本昔ばなしを思い浮かべたんだけど・・・」と思いながら
次の作業で粉が舞うので古い新聞紙を広げたところ、
「まんが日本昔ばなし」の全面広告が。
龍だ!それで「日本昔ばなし」 って思い浮かんだんだなと我ながら納得。
龍でつながっていくなあと思って、
この不思議な現象をお客様に話すと、「シンクロニシティですね。」と教えてくれました。
私のHPのコンセプトhttp://www.atelier-camomille.com/concept.html
に書いてある「森の中を白い小石を拾いながら歩いて行くとそれは道になった。」
的な事なんでしょうか?私の回りには白い小石が良く落ちているように感じます。
そういえば今回のお客様もそうですが、感度のアンテナを高くされている方と
シンクロニシティがよく発生するのかもしれません。
月をロウ付け(溶接)しながら月の角度を微調整している途中↓
その後久々実家の親から電話 があり、「こんな事があったよ」と話をすると、
とどめのように父が「俺の俳句の名前は『竜〇』だぞ。」
龍は続くよどこまでも・・・?