アトリエ 籠れ美

絵画制作、展覧会、美術書、趣味、その他日常の出来事について
平成27(2015)年5月4日より

淇洲書(隆月作)

2016-11-15 06:17:04 | 将棋、チェス、囲碁、麻雀、花札、クラッシックギター、社交ダンス、乗馬、書道
 遅くなりましたが、先月、10月31日に、新宿の青山碁盤店で買ってきた将棋の駒を紹介いたします。
 隆月作、彫り駒・淇洲書、御蔵島黄楊材・特上柾目、7万円(税込)です。


 将棋の駒の入った桐箱(写真中央)と桐駒箱(写真右)を紙袋(写真左)に入れてくれました。


 梱包材を解くとこうなります。桐駒箱(写真右下)と駒袋(写真右上)はサービスでつけてくれます。駒袋は好きなものを選べます。


 駒の入った桐箱を見てみましょう。


 桐箱を開けると梱包材が3枚敷いてあります。


 梱包材を取ると、このように入っています。将棋の駒が動かないように詰めてあります。


 それぞれの駒はこんな感じです。


 王将の駒の底面に淇洲書と、玉将の駒の底面に隆月作と彫ってあります。

 以上ですが、ここでちょっと面白い比較をしてみたいと思います。


 上は文房具屋で買った将棋の駒(黒彫り)ですが、比べると下の今回の駒箱はかなり大きい。


 それぞれの駒を比べてみると、左のより右の今回の駒の方が大きい。


 ところが左のプラスチック駒(特選錦旗彫駒)と比べると大きさは同じ。蛇足ですが、このプラ駒は錦旗となっていますが、これは水無瀬の間違いです。

 さて将棋の駒に詳しい方なら既におわかりでしょうが、駒の木地はそう大したものではありません。価格も7万円ですから、それは承知しています。私としては使っているうちに駒の木地がはっきりしてくればそれでいいのです。
 使い込んで経年変化する駒が欲しかったわけで、特別高価な駒である必要はないのです。もちろんお金があれば埋め駒が欲しいのですが、それはちょっと無理なのでこの辺が金額的に限界かと。
 書体についてはネット検索で随分調べました。特に淇洲書が好きなわけではありませんが、候補の1つに挙がっていました。同じ書体でも彫り師によって微妙に違うので、そこが悩ましい。特に菱湖は違いが出やすいような気がします。
 今回予算の限られた中で、いい選択ができたと思っています。すでに棋譜並べで使っていますが、まだおっかなびっくりで自然に使えていませんが、どんどん使って早く慣れたいです。

 付)あとは将棋盤ですね。足つきではなく卓上盤でいいので、早めに買いたいと思っています。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿