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大雪山国立公園唯一の自然湖 「然別湖」は、固有種のミヤベイワナをはじめ貴重な野生動植物が生息するエリアです。この然別湖で1年のうち50日間のみ、1日50名限定の特別解禁です。
▼2019年度 然別湖特別解禁スケジュール発表
ファーストステージ 5月25日(土)〜7月1日(月)38日間
セカンドステージ 9月21日(土)〜10月2日(水)12日間
*ウェブ先行予約は3月3日(日)から受付中!
▼鹿追町のおもしろいこと
https://www.shikaoi.net/contents/sightseeing/
http://tokachibare.jp/about_tokachi/towns/shikaoi/
https://www.shikaoi.net/contents/outdoor/
▼ジオパーク
http://www.geopark.jp/geopark/tokachi-shikaoi/
▼しかりべつ湖コタン
https://www.shikaoi.net/contents/event/kotan/
▼神田日勝記念美術館
▼北海道ツーリズム大学
▼田舎暮らしのススメ
▼女性のための農業研修プログラム
http://www.tokachi.or.jp/puremalt/
8月7日の然別湖。市街を出発したときは曇り。
白樺峠の濃霧を抜けると、そこは晴れでした。
標高810㍍の湖上に
雲が流れ込む雰囲気はすてきな空間です。
火山と寒さが育んだ特異な地形
十勝平野の北西部に位置する鹿追町。
もっとも知名度のあるのが北部にある風光明媚な然別湖。
約100〜1万年前に繰り返された噴火によって、
川がせき止められてできた標高800m以上にある自然湖で、
世界にここだけの魚「オショロコマの亜種ミヤベイワナ」が生息しています。
噴火が生み出したのは湖、
個性的に進化した魚、
夏でも冷たい風を吹き出す風穴地帯、
その風穴地帯には氷期の生き残りと言われる
ナキウサギが生息しています。
そして「日本の貴重なコケの森」に選ばれる
美しい森が広がっています。
風穴とは空気が出入りする穴のことです。
粘り気の強い溶岩が盛り上がって冷えて固まり、
崩れてごろごろした岩場になり、
その隙間が風穴になる。
この火山活動 が活発化した時期は、
「最終氷期」と呼ばれる今より寒い時期だったため、
噴き出した溶岩は、先に固まった表面から
崩れ落ちる「自破砕」とともに、
岩の隙間にしみこんだ水によって
凍結破砕を起こしたと考えられている。
地下には雪解け水が凍って永久凍土となり、
その氷に冷やされた湿った空気が穴からでてくる。
それにより、この標高では見られない高山植物やコケが生え、
ナキウサギが生息する生態系をつくっているのです。
▼ジオパークへ行こう。
http://www.shikaoi-story.jp
http://www.geopark.jp/geopark/tokachi-shikaoi/
◯とかち鹿追ジオパーク ビジターセンター
開館9:00〜17:00
休館日:火曜日及び祝日の翌日
住所:河東郡鹿追町瓜幕西29線28
電話:0156-67-2089 FAX:0156-67-2099
▼神田日勝記念美術館
▼グレートフィシング6月1日〜7月2日まで
▼北海道ツーリズム大学
▼鹿追町の見どころ
https://www.shikaoi.net/contents/sightseeing/
http://tokachibare.jp/about_tokachi/towns/shikaoi/
▼おもしろ鹿追
https://www.shikaoi.net/contents/outdoor/
▼田舎暮らしのススメ
▼女性のための農業研修プログラム
http://www.tokachi.or.jp/puremalt/
ジオの"火山と凍れ(しばれ)が育む命の物語"
「然別川の流送」
春です。雪解けの季節です。
雪解けの季節のお話をひとつ。
大正10年代の春に然別川で行われていた原木の流送を記録した写真が、平成16年4月の町広報紙で紹介されています。当時、音更村から鹿追村が分村したころの歴史あるもので、約90年以上前の貴重な産業写真です。
この地一帯を国立公園に編入する運動が行われる前は、然別湖周辺では伐採が盛んに行われており、北海道山林史には「大正9年から昭和6年までに年間2万石から5万石を流送した」とのこと。
製紙会社が然別川流域と奥地の国有林で立木払い下げを受けて原木を流送していましたが、その方法は一旦川をせき止めて貯木し、原木と一緒に放水する方法で、いわば「鉄砲水」を利用したものです。然別発電所が出来る前なので、かつて水量は10倍から20倍も多かったとのこと。ずいぶん荒っぽい仕事で、下流域の木橋はその度に流され、作り直すことになっていたとのことです。
原木は万台橋下流域(現在のワーキングセンター付近)で陸揚げされ、河西鉄道で十勝清水まで運び、国鉄で苫小牧まで輸送していました。
オショロコマの亜種「ミヤベイワナ」の乱獲を憂いた山田角太氏が保護を訴えたことや、林豊州氏の然別湖周辺を国立公園に編入する運動がなければ、今の然別湖では無かったわけです。
町の歴史を学ぶとジオ的にも面白い。
70年町史を買うか、図書館に行くか・・・。
歴史を学ぶ前に十勝と鹿追の成り立ちを楽しみませんか。
▼とかち鹿追ジオパーク
http://www.geopark.jp/geopark/tokachi-shikaoi/
▼神田日勝記念美術館
▼グレートフィシング6月1日〜7月2日まで
▼北海道ツーリズム大学
▼鹿追町の見どころ
https://www.shikaoi.net/contents/sightseeing/
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▼おもしろ鹿追
https://www.shikaoi.net/contents/outdoor/
▼田舎暮らしのススメ
▼女性のための農業研修プログラム
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