今日でステントが無くなって11日目ですが、今の
ところ変化は感じていません。薬の量が減ると
胆管炎を起こすかもしれないと主治医に言われ
てますが県の保健課か福祉課に私の病気は軽症
だと言ってもらっているので安心です。薬を飲
み始めて79日目なので心配していましたが行政
からお墨付きをもらったので気にしないように
しないとバチが当たります。ステントが抜ける
と確かに精神的にとても楽になりました。さて
今週は妻の乳がん検診も無事に終わり、残るは
肺がん検診だけです。思い起こせばもう20年
以上前ですが、まだ妻も働いていて乳がんの
好発年齢に差しかかった頃、妻の大学同窓生
に乳癌が見つり、妻も心配になり自分で乳房
を触診してみてシコリらしき物を感じ、慌て
て癌センターへ駆け込みました。その時の私
のショックは相当なもので、もし妻がいなく
なったりしたらどうして生きていこうか不安
に苛まされました。あの時の体験は私の深層
心理にも深く刻み込まれた事でしょう。幸い
あの時は手術をして組織診断で良性と判定さ
れて、乳腺症で事なきを得ました。それ以来
ずっと癌センターに通い続けていました。
その後も有名人や親しい人が癌公表する度に
自分もそうじゃないかと不安になり騒ぐ癖が
ついてしまい辟易しました。それでも高齢者
になった今まで癌と無縁でいられたのは幸運
でした。私は70歳直前に初めて胆管癌告知に
近いものを受けたのですが、妻がその話しを
主治医から聞いた時のショックは私の体験と
比較しても決して少なくはなかった事と想像
に難くありません。しかしお互い高齢者です
から、いつ神様からお呼びが掛かるとも限ら
ないので終活はとても身近になっています。
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